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ようこそ!植物プランクトンの世界へ(伊佐田 智規編) [fun science]

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今回は初回ということで、まずは自己紹介からお願いいたしました。
小樽出身とのことですが、厚岸で調査研究を始めて10年ほど。実は植物プランクトンの専門家です。
そもそもの始まりのキーワードは二酸化炭素・地球温暖化。
何かこの生物という訳ではなく、環境から行き着いた先が植物プランクトンだったということでしょうか・・・。
植物プランクトンの珪藻というプランクトンだけでも20000を超える種類が存在するそうです。
もちろん珪藻以外もいるので、その数や計り知れません。
海にはブルームという現象があります。自然界でプランクトンが大量に繁殖して水の色が変わる現象。
特に春季(伊佐田氏は冬季ブルームとおっしゃっていました。)ブルームが今まで言われて来たことなのですが、どうやら夏にもあるみたいです。
ブルームが発生する要素には太陽、栄養、水温が大きく関わっているのですが、そのあたりも研究中とのこと。
植物プランクトンの魅力について伺ってみました。
「顕微鏡で見るとキラキラ光ってとっても綺麗なんですよ。それと・・・顕微鏡で生きている彼らを見ていると、かすかに動いていたりするんですね。
それがたくさん集まって二酸化炭素を吸収してくれるんだなぁと考えるとなんだかロマンを感じてしまうのです。」
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/7IJTilzKR3JsqaePOewXdu

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