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2021.0603 O.A BAND [chord 5]

・Shining Star / Earth, Wind & Fire
・Getaway / Earth, Wind & Fire
・Fantasy / Earth, Wind & Fire
・September / Earth, Wind & Fire
・Boogie Wonderland / Earth, Wind & Fire
~今回のバンド編、今夜はDISCO タイム〜Earth, Wind & Fire 特集です。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

火山活動の監視(中山 雅茂編) [fun science]

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日本には111の活火山があります。釧路にも雌阿寒岳、雄阿寒岳が活火山としてあり、
雌阿寒岳は火山噴火予知連絡会によって選定された「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」50のうちの一つに当たっています。
よって24時間カメラで監視している映像が気象庁のホームページで見ることができるのです。
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/volcam/volcam.php?VC=10502
十勝岳では今年4月7日から13日にかけて監視カメラによって火口の火映といって、火口上の雲や噴煙が明るく照らされる現象が確認され、ニュースになりました。
映像的には星空をバックにした火映の動画が残っていて綺麗な感じに見えました。
この様に小さな活動であれば地上でも監視ができるのですが、大きな噴火を伴う活動となると、その全容を把握するには人工衛星の出番になるのです。
今年4月9日にカリブ海のセントビンセント島にあるスフリエール山が約40年売りに噴火しました。
日本の人工衛星の「だいち2号」がこの山の火口周辺の変化を詳しく観測した画像も公開されています。
「だいち2号」は合成開口レーダという観測装置を搭載していて、人工衛星から地球の表面に向けて電波を照射。
その電波が地球の表面に当たって反射するのですが、その反射された電波を受信して観測を行っているのです。
地形の変化だけではなく、例えば、火山灰が堆積した範囲も調べることができるそうです。
※なお、写真は中山雅茂氏にお借りした資料です。

水の色とリモートセンシング(尾山 洋一編) [nature treasure]

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綺麗な水の色。。。ですね。さあ、これはどうしてこんな色に見えるのでしょう。
太陽の光には、私たちが見ることのできる全ての色が含まれています。虹は7色と言われています。
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫。なぜ7色なのでしょう?これも不思議。
音階(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)に関連しているんです。科学と音楽を結びつけた考え方で虹が7色と発表したのがあのニュートンなのだそう。
私たちの周りには色々な色のものがありますが、例えば葉。緑色に見えますよね?
これは、光合成のために青色と赤色の光を吸収し、残った緑色の光がは吸収されずに反射されるので葉は緑色に見えるというわけ。
つまりその物体の持つ吸収と反射の特性によって物体の色が決まるそうです。ですから綺麗な水は青い色に見えるのです。
水の分子が赤を吸収し、青を強く跳ね返すという次第。
私たちは水の色を見て「綺麗」とか「汚い」とかを判断します。これは水の中に含まれている不純物の量を感覚的に判断していることになるそうです。
人間の目は優秀な水質センサーなのだとか・・・。
このことを応用して人間の目ではなく、人工衛星から撮影した水の色の写真から水質を調べる方法がリモートセンシングと呼ばれています。
リモート(離れて)センシング(探知、感知)。透明度や水質、水深等もわかるそうです。
※写真は尾山洋一氏からお借りしました。