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Image of child [close to you <art編>]

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北海道立帯広美術館の収蔵作品の中から「子ども」に焦点を当て、選び抜い12点が展示されています。
子供といっても・・・そこに表現された表情、画材、仕草は様々。
さらにいわゆる子供らしい可愛らしく表現されたものと子供がときに見せる子供らしくない表情の2パターンがあるそうです。
家族と、あるいは子供同士で楽しく遊ぶ可愛らしい子供たち。
感情の読み取りが難しい、何を感じているのか?何を見ているのか?わからない子供たち。
中でも耳塚氏にご紹介いただいたポスターは青という寒色系で表現されているにも関わらず、そこから感じられる親子の微笑ましい姿に暖かい雰囲気を感じると。
また油彩画で釧路にもゆかりのある寺島春雄の作品に描かれた子供たちからは孤独感を感じるとおっしゃっていました。
表情そのものが描かれていなかったり、顔を描いていなかったり。
ポスター、版画、油彩の表現方法でも見え方は違ってきます。作品の中に描かれた児童画のヘタウマ加減にクスッとしたり、大人よりも大人びた表情にどきっとしたり。
子供という存在、無邪気な存在としてだけでない、あどけなさとは別の側面を持っている存在としてそこに表現された子どもたち。
あなたにとっての子どものイメージはどんなものでしょう?
※尚、写真は北海道立帯広美術館 耳塚里沙氏からお借りしました。
(子どものイメージ展は6/27まで北海道立帯広美術館で開催中)
※〜6/21まで臨時休館(2021.0529現在)

2021.0602 O.A とっとり内科クリニック 院長 樋渡大氏~1~ [close to you <dr.編>]

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今年4月に釧路で開院なさいました。千葉県生まれで、広島には10年ほど、中学高校時代は鹿児島で過ごし、その後福岡にも。大学は長野。南から北まで横断している感じとおっしゃっていました。長野にいた時に独り立ちをしようかな・・・と思っていた時。当時は関東で働く病院をほぼ決めていたそうですが、そこで釧路の病院の求人情報を目にしました。医師不足を感じ、熱烈に誘っていただき、必要とされるところに行きたいと思い、それがきっかけで釧路にいらしたそうです。3年間そこで働き、地元に帰ろうかなと思っていたところ、あさの皮フ科クリニックの浅野先生にお声がけいただき今に至るといった感じと。「小学生の頃、生徒会長をやっていて、原爆病院に学校の代表ということで千羽鶴を届けたりしていたんです。そんなところから人を助けるということに目が向き始めました。漠然と人を助けたいという気持ちで初志貫徹し医師の道へ。」広く内科全般ですが、専門は糖尿病と内分泌。内分泌はホルモンの病気。ホルモンも出している臓器がたくさんあるそう。イメージしやすいのが甲状腺。バセドー病とか橋本病。ホルモンの病気が結構多く、調べられていないだけで・・・という方もたくさんいらっしゃると。「実は小児科医を目指していたんです。小児科は臓器ごとに分かれていなく、全部を診ることができると思ったから。研修医の時に内分泌の先生が全身を診るのは小児科だけではないよと、内科も結局全身を診ているんだと指導していただいている中で、内科って全身を診ることができないとダメなんだなと気づき、進んだのがこの道。寝たきり老人の患者さん等は一番の社会的弱者だと思うんです。そういう方面に目を向ける事も良いのかなと、やって良かったと思っています。」内分泌に関してですが、だいたい10人に1人位は甲状腺の病気を何かしら持っていると言われているそうです。逆にいうと知らなくても困らない病気が多いという事と。
甲状腺の腫瘍は結構多いそうですが、その中でガンがどれくらいあるかとかいうとそんなに頻度が高くないそう。
内分泌はいわゆるホルモンという事。ホルモンを出す臓器(甲状腺、副腎、下垂体等)からのホルモンが多かったり少なかったりするという病気。
ただ、特異的な所見が出ることが少ないので掴み所がないことが比較的多いそう。専門家が診ないと気づかれない病気が多いかな?とおっしゃっていました。