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2021.0624 O.A 邦楽(小林亜星TVCM曲特集) [chord 5]

・どこまでも行こう / ブリジストン
・人間みな兄弟 / サントリーオールド
・サントリー名画劇場 / サントリー名画劇場テーマ
・サントリージン / サントリージン
・ブルーダイヤ / ブルーダイヤ
・積水ハイムの歌 / 積水ハイム
・酒は大関こころいき / 大関酒造
・紀文はんぺんバター焼き / 紀文
・アクロン / ライオン
・ふりむかないで / ライオン
・日立の樹 この木なんの木 / 日立製作所
・VIVAエメロン / ライオン
・カメラのさくらや / さくらや
・明治チェルシーの歌 / 明治製菓
・仲よしソフト おいしい顔 / 雪印乳業
・新三共胃腸薬 それぞれのダークたち / 三共
・クラシアンです500・500 / クラシアン
~今回は小林亜星氏追悼の意味を込めて・・TVCM曲特集です。
曲のセレクトは斎藤氏。今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

人生に1度?!今まさに美食チャンス到来!!(黒田 寛編) [fun science]

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5.jpg 最近はサンマが獲れずマイワシが豊漁という話題をよく聞きます。2020年代、日本の太平洋側でマイワシが増えているそう。
今回は題して・・・人生に1~2度。今まさに美食チャンス到来!!
1930年代や1980年代にもマイワシが増えたことが知られていて、40~50年間隔で増減を繰り返してきたそう。
大きな増減を繰り返すのがマイワシの特徴とのこと。それが今!!ということ。
イワシには3種類いて、今回のマイワシ、そしてカタクチイワシ、そしてウルメイワシ。
中でもマイワシ、特に釧路沖で獲れるマイワシは脂が乗って大きくて美味。
缶詰も販売されています。「まだ食べたことない方はぜひ一度食べてみて下さい。小骨も気にならず、めちゃくちゃ美味しいですよ。さらにDHA、EPA、現代人に不足しているαリノレン酸(ω3脂肪酸)がたっぷり。健康にも最高の食材です。」
このマイワシと逆の変化を示す魚がカタクチイワシ。
マイワシは英語でsardine(サーディン)、カタクチイワシはanchovy (アンチョビー)。
オイルサーディンとアンチョビポテトの原料はマイワシとカタクチイワシなのです。マイワシが増加するとカタクチイワシが減少するそうです。
釧路でとれるマイワシ、実は生まれが黒潮域。黒潮の温かい海で卵が産まれ、海流に流され冷たい親潮域まで偶然やってきた魚が、そこでたくさん餌を食べ成長して、
釧路近くにやってきて・・・捕獲されるのです。運よく漁獲されなかったマイワシは再び黒潮域まで泳いで、冬に卵を産み、その子供が成長して、再び釧路にやってくる。
そんな世代交代をしているそう。「・・・ということで釧路でとれるマイワシは壮大な旅を続けてきた魚なんです。なんとなくロマンを感じませんか・・・。」

マメシジミとの関係?!(照井 滋晴編) [nature treasure]

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写真のキタサンショウウオの手?が腫れている?何かついている?今回は、このついている方の生物のお話しです。
実はこれ、マメシジミという二枚貝。とにかく小さいのです。種類は結構あるそうですが、大きいものでも1cmないくらい。
この写真の1マスは5mmですので、どれだけ小さいかがわかると思います。どこにでもいる生物とのことで、日本中の川、湖、釧路湿原の奥地にもいるそうです。
照井氏がマメシジミとキタサンショウウオの関係に気づいたのは2019年。秋にサンショウウオを捕獲したところ、前肢の指が腫れているように見え、写真撮影。
それを拡大したところキタサンショウウオの指を挟む二枚貝だったと。
たまたまなのかと思ったのですが、翌年にも発見。様々な場所で見つかり、そこから文献を調べたそう。
国内では事例がなかったそうですが、海外ではマメシジミの仲間がカエルやイモリの指を挟み込む事例が複数存在していたのです。
マメシジミのような生物はほとんど自分では移動できないのです。ただ、他の動物にくっついて移動すると、はるかに遠くまで移動できるというわけ。
さらにマメシジミは雌雄同体なので1つが移動してもその地で繁殖ができるのです。さらにこの貝は両生類以外の水生昆虫や鳥も利用するそう。
もしかすると海外まで移動できてしまうのですね。分布拡大する方法の一つなのでしょうか。
キタサンショウウオの指は大丈夫なのかしら?気になりますが・・・まだよくわかっていないそう。
「外観上の損傷はなかったのですが、もしかすると骨が折れているかもしれません。でもどう見ても歩きにくそうですよね。
さらに繁殖行動もしづらい可能性もありますよね。彼らにとっては迷惑なのかもしれませんが、どう思っているのかはわかりませんね。」
※写真は照井滋晴氏からお借りしました。