SSブログ

chronic luv. [close to you <art編>]

1.jpg 2.jpg 3.jpg 4.jpg
会場に足を踏み入れた途端に静寂で、心地よい空気が漂ってきました。
今回は小説ありきの世界。なので、入口あるパンフレットの片面にある文章を読みながら、
もしくは読んでから写真の世界へ・・・。
作品は写真そのもの、たくさんの写真をコラージュしたもの等22点が展示されています。
小野氏はいつもおっしゃっているのですが、作品の説明はしたくないと。
今回は大体が2作品ずつがシリーズになっているのですが、小説の世界とイメージがリンクするそうで、
もちろん彼の中での話なのですが、ご覧になる方も彼の世界観に浸ることができると思います。
不思議な世界かもしれません。でもどこにでもある、誰もが感じる世界かもしれません。
彼の一貫したテーマはやはり「死、そしてそこに感じる美」なのだと今回のインタビューであらためて感じました。
「君と対話したい」から始まり・・・・・・・・
「きもちわるいわ。本当に」で終わる『ヘッドフォン』
その世界観に引き摺り込まれる様な、でもそこから抜け出したくない様な、
そんな感覚に囚われる自分がいるかもしれません。作品たちはあなたをじっと待っています。
5.jpg6.jpg 8.jpg9.jpg
(keita ono exhibition 2021 chronic luv. は6/20までくしろ北8ライブビル 3Fで開催中)

2021.0609 O.A とっとり内科クリニック 院長 樋渡大氏~2~ [close to you <dr.編>]

cd0609 hiwatasidr2.JPG
今回は糖尿病について詳しく教えていただきました。糖尿病とは一体どんな病気?「もともとは糖と尿という字が入っているのでオシッコをなめたら甘かったというところから名前が付けられた病気。現在の定義は血液の中の糖が多いという病気です。血糖値が高いことが診断基準になっているということです。」膵臓から出るインスリンというホルモンが出が悪いか、出ているけれど効きが悪いか、この2つのうちのパターンがあるそうです。どちらにせよインスリンがうまく作用していないということで発症してしまうそう。症状としては、軽い時はほとんどないそう。症状が本当にひどい方は喉が乾いたり、多尿になったり、その中でも気をつけなければならないのは体重が減ること。インスリンが本当に出なくなると体重がガクンと落ちるそうです。
症状がない方は検診で見つかってもなかなか病院に行かない。それが問題と。そして、知らないうちに合併症が進んでしまうのがこわいところなのです。合併症は色々あるそうですが、有名なのはしめじ。し=神経(手足の痺れ)、め=眼、じ=腎臓、この辺りが知らないうちに進んでしまうと。「糖尿病も早い段階からよくしていくと、合併症も進まないので、普通の方と変わらない人生を送ることができると証明されているんですよ。早期発見が鍵なんです。」治療の基本は食事と運動。
糖尿病のタイプにもよるそうですが、食事と運動をしっかりやってそれでも難しい場合は薬または注射という流れになるそうです。一番大事なのは食事。カロリーと野菜がキーワード。それだけでもかなり血糖値は実際に下がるそう。それでも下がらないと薬か注射に。インスリンが出るか出ないかで治療方針が変わるそうです。
インスリンが出ている方であれば、インスリンの効きをよくする飲み薬を出すとか。インスリンが出ていない方は注射になる場合が多いそう。ただこの注射もインスリン以外のものも出ていて、しかも週一回とか、その様なものもあるそう。「もちろん人によって使う人使わない人はいますが、今は血糖値を下げて体重が減ってくれる薬等も結構出てきています。10年前と比べると全然違いますね。かなりすごいスピードで変化していますし、また近々新しい薬も出るみたいですし、インスリンも色々なタイプのものが出ていますね。」最終的目標はインスリンが薬になることかなと。でもそれは世界中の研究者が何十年も前から研究しているそうですが、まだかなり先の様です。