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delicate and precise composition [close to you <art編>]

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渋く静かに佇む作品たち。
奈良原一高・・・人がテーマの様にも感じるのですが。ただ、そこに人は直接的には現れず、人の気配を感じさせる不思議な作品です。
静謐な中に感じるエネルギー、それもふつふつとした静かなもの。
全てが計算され尽くした様な、その作品の視点、表現の方法がとてもおしゃれで、斬新。今見ても新しい感じがします。
加工ではなく、自然にそこに存在するものをデザイン的に切り取り造形美を写し出す。とても深い作品に思えました。
日本のみならず、世界各地の様々な場所、そこに生きる人間を撮り続けた作家です。
個展「人間の土地」「王国」で一躍脚光を浴び、20歳代で写真界に地歩を築き、1959年には東松照明、細江英公らと共に「VIVO」を結成します。
まさに現代の写真界をリードし続けた奈良原一高。
様々なシリーズがあります。50年代、隔絶された世界における人間の生を。
60年代からヨーロッパやアメリカ各地で都市や自然の様相をとらえ、さらに日本の伝統文化にも深く分け入りました。
一枚一枚の写真から受け取るものは数多くあると思います。ぜひゆったりとした時間を彼とともに共有していただければと思います。
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(奈良原一高 写真展は6/30まで北海道立釧路芸術館 フリーアートルームで開催中)
※〜6/21まで臨時休館(2021.0529現在)

2021.0616 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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6月10日収録時点でのcovid19ワクチン接種についての現状を伺いました。釧路市では5月31日から80歳以上の高齢者の方の予約が始まり、6月7日から個別接種が始まりました。また、6月7日から72歳から79歳までの予約が始まり、6月10日から65歳以上の予約が始まりました。投与開始から順調な感じとのこと。
ただ、ご承知の通り電話やネットでの予約がスムーズではなかったり、やり方がわからなかったり等で各クリニック、医療機関に問い合わせがきている現実があるそう。
新聞にも載っていましたが、かかりつけ医に接種の可否を確かめることを一律に求めず、確認していなくても接種できるように変更になっています。
また、当初は1回目と2回目の接種の病院を同じところでとなっていたのですが、それもそうではなくても良いと変更になっています。
この様なことで市民が惑わされ、医療機関に多数の問い合わせがあり、業務に支障をきたすことにもつながっているみたいです。
それから他の医療機関の先生からもこれは伝えて欲しいとお願いされた件ですが、「ワクチン接種は釧路市の担当で、全ての医療機関が協力している形と・・・。
ですからこの病院で予約したので変更して欲しいと病院の窓口で言われても、サーバーが市役所にあるのでできないのです。」ということ。全てのワクチン接種の予約・取り消し等はコールセンターになっているので、各医療機関では変更等はその都度できないということになります。電話が殺到すると救急にも支障が出ることにもなってしまうのでご理解いただきたいとのことでした。ワクチン接種に関して65歳以上の方に関しては7月末日までに接種を完了して欲しいと全国的に言われているので、釧路市でもそれに向けてかなりハイペースで国際交流センター(6/20からスタート)、或いは釧路市役所防災庁舎(日曜日のみ8:30~17:30)での集団接種を行う予定になっています。
また、釧路市、および近郊の町村においてはファイザー製のワクチンが人数分確保されていると聞いているとおっしゃっていました。