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2022.1020 O.A 洋楽 [chord 5]

・The Best Of Times / StyxT
・Babe / Styx
・Boat On The River / Styx
・Mr. Roboto / Styx
・Blue Collar Man (Long Nights) / Styx
~今回の洋楽編、Styx特集です。
セレクトはToshi氏。今回の出演は、Toshi氏&midoriでお送りします。

上からトマチセの海岸を望む(境 智洋編) [fun science]

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一度確認してみたいところがあるんだけど・・・と境氏。いつも訪れるトマチセの海岸。
タコ岩やトド岩があるあたりに古い集落の跡があります。そこに住んでいた人たちはどの道を使っていたのか?もしかすると道があるかもしれないとずっと考えていたそう。
確かに私が海岸線を見ていても、いつも先生は集落の奥の方で探検をしていたのです。
そこで国道沿い、トマチセの看板があるところに車を止め、歩いてみました。
紅葉が綺麗です。道無き道と思いきや、意外と歩きやすい。ただ、クマがいるのでは?なんて心配ばかりしていました。シカの足跡はしっかり見つけましたが・・・。
林?森?を抜けると一気に視界がひらけ、目の前には海が広がりました。
そして・・・目の前に現れたのがトド岩。以前ロッククライミング如きにチャレンジした岩の上に当たる場所でした。
この場所からは遠くはローソク岩もしっかりと確認でき、もちろんタコ岩も見え、そして立岩も。
ロケーションは最高です。ただし、絶壁、このままダイブできそうな・・・そんな場所なので、注意しなければなりません。
境氏の疑問は晴れなかったのですが、おそらく・・・のちに行ってみた別の道が集落へと続くと感じました。
ものすごく急な坂で、もちろん前には進みませんでしたが、道は見えたので、おそらくそれでしょう。(ということに・・・)
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/1hPtQJIotDqJ5Xeiw8ohFY

遠い国から来た若者たち〜JICA(笹森 琴絵編) [nature treasure]

① 笹森.jpg② 笹森.jpg③ 笹森.jpg
先月1日から約1ヶ月間、青年海外協力隊で有名なJICA(国際協力機構)が、海外から青年を招いた研修を実施しました。これを受託したのは江別の酪農学園大学。
研修内容の柱は「環境管理(海洋ゴミ対策)」で、北海道の行政・民間企業・市民活動の取り組みや活動についての講義や実習を全道各地で行ったそうです。
やってきたのは、セーシェル、ジャマイカ、モーリシャスや南アフリカなどからの10人。皆30歳前後で、自国では環境問題の研究や管理などを担う若者たち。
会場は登別マリンパークニクス、施設の見学や館長からのレクチャー、講義などで5時間ほどを過ごしたそう。
「せっかく北海道に来たのだから、まずは北海道のクジラやイルカの種や生態、来遊条件や目的などを紹介しました。次に鯨類が直面する海ゴミ問題、温暖化による
環境変化、海中騒音など人間活動による被害の状況も。研修の柱が海洋ゴミ問題だったので、ゴミが巻き付いたイルカや、知床の海岸でゴミをあさるヒグマなどの写真も
交えてお話を。後半は、情報やデータを実際の保護活動に落とし込むうえで、SDGsとのリンクや他団体や組織との連携が必要であることについて話しました。」
翌日は、室蘭で「鳴り砂を守る会」という団体のビーチクリーン活動に参加し、実際のゴミの状況を目に・・・。研修生が各地で経験したのは、それぞれ別の活動や講義、
とはいえ相互に連続性があり、より広く深い理解を彼らにもたらすことができたのでは?と。
実はアフリカの海に面した地域の沿岸や島々には、イルカ数種やマッコウクジラ等が来遊するですが、ウォッチングは教育でも観光でもさほど活用されておらず、彼ら自身、鯨類を見たことない人がほとんどだったそう。
野生動物を観光資源として大切に利用し地域の活性に役立てるという考え方は、タスマニアやオーストラリア、ガラパゴスなど自然を管理しつつ経済を支える礎としようと
いうエコツアーの概念が現実に活かされ成立している国などで根付いています。(例え100%ではなくても)
せっかく素晴らしい観光資源、そして環境教育のための素材をもちながら利用できていないのは、もったいない。また、その様な生き物が身近にいると気づけば自然との
接し方、利用の仕方もそれに応じて変わらざるを得ないはず。でも、全く知らずにいることで、それらに対する配慮や管理を欠く、ひいては動物の生存を脅かすことに直結する。そういう意味で、怖いということなのです。
研修生から「ゴミと汚染とどちらがより鯨を傷つけているか?」と聞かれ、「どちらも、あるいは、ほかのものも含めて全て」と答えたそう。ゴミ・水温変動・海中騒音・水質汚染など、人間活動の産物のうちのどれかではなく、全て抱き合わせで取り組むのが理想的。
「私にとっての鯨の様に、魚や海鳥などの専門家もそれぞれの立場で自分の興味や専門を入り口に問題を訴えることができれば、聞き手そして話し手の双方にとっても視野に広がりを持たせられて、イメージしやすく、より現実的になり説得力も増すと思います。どんなに見過ごせない大変な問題もイメージできなければ、深刻さも切迫性も
共感も呼べないものですから。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/5VTqsKlILLRkAXOBqonGRt