SSブログ

カルチャートーク〜食文化編(Chris Knoepfler編) [varied experts]

ve1028chris氏.jpg
2009年に来日してからChris氏が感じた日本の食に関わる色々についてのお話しです。
まずは、日本人はなんでも食べるという印象を持ったそう。例えばホルモンとか・・お魚とか。日本で小学生の女の子が水族館の中で「美味しいそう」と言っていたのにはビックリなさったとか。ミネソタで育ったChris氏にとってあまり魚は馴染みのあるものではなかったそうですが、目のついているもの、生き物といった感じでとらえているので、食べ物というイメージはなかったと。
「ステーキも切れた状態で出てくるので、牛をイメージすることがあまりなく、日本は生き物をいただくという意識が強いのかな?」と感じたそうです。
また、日本に来て何度も聞かれたことは「主食はなんですか?お米?パン?」という質問。
アメリカではお肉にそえるものとしてパンやパスタ、ポテト等があり、さらに自分のお皿にそれを乗せていただくスタイル。大きなお皿からシェアして食べるとか。。。
そして素晴らしい日本の食文化に給食があると。もちろんアメリカにもあったそうです。例えば彼が過ごした小学校では体育館がお昼になると食堂に早変わり。
さらにその日に食べるかどうかは朝に聞かれるそうです。ピザが人気だったそうですが、それにしても給食を用意する方は大変そうですね。
中学高校でも給食はあったそうですが、それも自由。彼はサンドイッチをよく持っていったとおっしゃっていました。ここでは色々なメニューからチョイスできたそう。
そして、日本に来てびっくりしたことの一つに「飲み放題」があるそうです。初めてのことだったので、ビックリなさったと。
だいたい、海外では外で泥酔している方を見かけることがない様。公共の場での酔っ払いにも当初は驚いたそうです。あちらでは屋外でお酒を飲むことはありえないこと。
規則もあり、何時までの営業とか、お酒を持って公園に・・ということもないそうです。
罰則まであるみたいですから、相当厳しい感じがします。ただ、家の庭で飲むことは大丈夫みたい。
これからのシーズン、クリスマスも気になります。日本では定番になっているケンタッキーフライドチキンとか、イチゴののったケーキとか。
ありえないみたいです。だいたいシチメンチョウとか、ローストビーフとか。他にはパイとか。やはりお聞きしないとわからないことばかりでした。

2022.1028 O.A 「オージー・コミコン」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

まずはコロナ関連のお話しから。オーストラリアのコロナ規制がさらに緩和され、10月14日からは、感染者の自己隔離の義務がなくなったそうです。
これまでは5日間の自己隔離が必要だったのですが、それもなし。公共交通機関のマスク着用義務もなくなったそうです。
もちろん陽性になったら、なるべく自宅に・・という感じだそうですが、強制ではないのです。まるで普通の風邪対応といった感じです。
国によっての違いはだいぶありますね。
続いて、シドニーで開催された「オージー・コミコン(OZ Comiccon)」に行ってきたお話しです。
コミコンはコミック・コンベンションの略で、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントです。
そもそも始まりはアメリカ。最初の公式コミックブックコンベンションは、1964年にニューヨークで開催され、今やコミックコンベンションは、アメリカの主要都市で
繰り返し開催される巨大ビジネスとなっているそうです。
OZコミコンは2012年が初開催。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止になったそうですが、昨年から再開。今年はシドニーの他、メルボルン、アデレード、
ブリスベン、キャンベラ、パースの6都市で開催。https://ozcomiccon.com/
例えばメルボルンでは20000〜25000人くらいの方がいらしたそうで、鈴木氏はシドニー会場に行かれたそうですが、「コロナ後にこんなに人が多いイベントは
今までなかったかも。」と感じたそう。
ゲームのキャラクターものが結構多いみたいですが、すごいな〜迫力あるな〜と思うものの、それが何のキャラクターかわからないものもあったみたいです。
スターウォーズシリーズは人気のようですね。他はハリポッター。こちらは半巨人の魔法使いハグリッドの格好をした人を何人も見かけたそうです。
他にはディズニーの美女と野獣とか・・・。
「とにかく一般とチャンピオンシップの部門があり、チャンピオンシップはほぼセミプロみたい。一人でここまで作り込むのは難しそう。
誰かに頼んだのかな?と思っちゃいました。」鎧をつけた感じのキャラクターはとにかくすごかったと何度もおっしゃっていました。
また、会場のオリンピックパークでは日本の漫画やポケモングッズも販売されていたそうです。
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
1.png2.jpg3.jpg4.jpg5.jpg6.jpg7.jpg8.jpg9.jpg10.jpg