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world of abstraction [close to you <art編>]

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今回は釧路市立美術館コレクションの中から抽象に的を絞って展開する展覧会です。沼前学芸員が気になる作品を数点ご紹介いただきました。
まず、小松清《却》:絵の具の塗り方が面白い。キャンバスに薄く塗られた背面とその上に広がる大胆なペインティングナイフによる絵の具。
様々な絵の具の表情が楽しむことができます。
上野憲男《青い淵(あるいは凍りついた空 流れる海》こちらも絵の具の表情が面白いと。
しっかり絵の具で塗られた部分と絵の具のチューブからそのまま絞り出した感じの対比が妙。
渡辺伊八郎《方形のリズム》釧路市所蔵の作品。小さいけれど面白い作品。ここで使われているのは丸と四角と線。暖色使いの色調も穏やかな気持ちにしてくれます。
坂口登《REFLECTED MIND AND VISIONARY PLAY》抽象画と動植物が描かれた作品が組み合わさった3連画という独自のスタイル。
他にも、矢柳剛、阿部ススム、木下勘二の作品が並んでいます。
抽象画はわからない・・という言葉をよく耳にします。この展覧会をどう鑑賞したら楽しむことができるのか?お聞きしました。
「抽象画は描く対象を極端に単純化したり、あるいはそもそも対象はなく、色・線・形等の組み合わせで構成されています。
まずは気になった作品についてじっくりと観察して、どんな色が使われているのかな?とか、この形は何だろうとかを考えてみると面白いのではないかと思います。」
コレクション展で抽象だけに焦点を当てた企画展はあまりないのではないかと思います。
ですから抽象の作品がまとまって展示しているというのがまずはそこが見所と言えるかもしれません。
そして以前の企画展で展示されていた作品もあり、抽象の中でみる同じ作品も今まで見たものとは印象が変わってくるものもあると思います。
「なかなか馴染みがない抽象画かもしれませんが、まずは肩の力を抜いて楽しんで欲しいです。」と沼前学芸員はおっしゃっていました。
(抽象の世界は3/26まで釧路市立美術館で開催中です。)

2023.0215 O.A 市立釧路総合病院 院長 森田研氏 [close to you <dr.編>]

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Digi田甲子園ってご存知でしょうか?デジタル田園都市構想の実現に向けた地域の個別課題を実際に解決し、住民の暮らしの利便性と豊かさの向上や、地域の産業振興に
つながっている取り組みを広く募集し、特に優れたものを内閣総理大臣賞として表彰する取り組みです。
応募総数172件の中から、46の取組みがインターネット投票に選ばれました。
あらゆるジャンルがある中で、一次審査で投票される候補に残ったのは医療関係では2つだけとのこと。
市立釧路総合病院が関係する、札幌医科大学消化器内科学講座の『IBD(炎症性腸疾患)遠隔医療』がエントリーされています。  
市立釧路総合病院は、札幌医科大学 消化器内科学講座の『IBD(炎症性腸疾患)遠隔医療』に参加しています。
遠隔医療は、ビデオ通話で札幌医科大学消化器内科講座と市立釧路総合病院を接続し、札幌医科大学のIBD専門医と、当院のIBD患者さんに主治医が同席する形で、
診察を行うものです。消化器内科の先生が札幌医大から釧路に居る患者さんの専門的診察を行う遠隔医療の取り組みです。
医療以外にも全国各地の様々な取り組みが紹介されています。
例えば、農林水産業・食関連、交通・物流、教育・子育て、防災・安心安全の確保、企業の生産性向上、観光・文化・娯楽等々。
「自分は取り急ぎ1票を入れたのですが、本当にいろいろな事がこのページを見るとわかります。面白いですよ。また、札幌医大の先生もこれだけではなく、今後、消化器内科以外でもこの様な取り組みができないのか模索していくとのことです。ぜひ、皆さんもこのページを覗いていただいて、よろしければポチッと1票投票していただけると嬉しいです。2月24日が締め切りなんです。」
https://www.kushiro-cghp.jp/photo/index_detail.php?id=172