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定点調査〜宿徳内(地層の美)編(境 智洋編) [fun science]

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何度見ても美しい。角度とその色。
全て砂岩。どうしてこんなに変化が出るのでしょう。
砂岩の上に流れた水の跡も美しい。
綺麗なシマシマ模様に境氏はいつも感動なさっています。
東側にあったノジュールは全く見当たらず、地層自体も違います。
ここには牡蠣をメインとした貝が地層の中に見えたり、石炭らしきものも顔を出しています。
昆布森方面ほどダイナミックではないのですが、奇岩絶壁が楽しめます。
大きな岩がゴロゴロしていて、海岸線には亀の甲羅の様な岩が・・・。
そして見上げるとガウディ彫刻の様な岩が・・・。
変化に富んだ砂岩の魅力にとりつかれてしまいそうな場所です。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/2wY8tvNWJzeSP3aQ0FCAQk

教育の現場としての海(笹森 琴絵編) [nature treasure]

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笹森氏の仕事あるいは活動は、海と海洋生物の素顔と現状を各地の住民や児童生徒、さらに、より多くの方々に伝えること。10年ほど前から非常勤講師を勤めてきた東海大学での役割も同様。今夏も札幌キャンパスの生物学部で鯨類について学ぶコースを選んだ学生や、全国に所在する附属高校の生徒が室蘭にやって来て行動を共にたそうです。大学生たちには、4月から鯨類や、北海道や噴火湾の鯨類と海洋環境について、調査の内容と意義などについて講義を通して知識を積み上げ、夏にその成果を現地(室蘭)で発揮してもらっているとおっしゃっていました。また、全国から集まった高校生らには室蘭で、笹森氏のレクチャーと現場見学に参加してもらったと。現地見学といっても自然が相手。海の状況により、乗船か水族館の見学か・・流動的。「時化ればそもそも海には出られないという現実もまた、海に関わる活動の難しさ。同時に、何があるかわからないという面白さでもあるので、その醍醐味も伝えられたらと思うのですが、船に乗ってイルカに遭うことを楽しみにしていた若者には酷ですね。時化た時に何をするのか?代替活動は、乗船よりも調整や準備がずっと大変で大切と笹森氏。「水族館、マリンパークニクスは30年近い付き合いで、いつも私の無茶な要求にもこたえるべく、バラエティー豊かなメニューと内容を用意してくれます。私の海活動にとっては、今や不可欠なパートナー的存在です。」以前は、釧路海でも、同様に学生実習をしていました。釧路での活動期間は2003年から、専門学校生の実習として始めたそうです。その後、乗船を希望する若者たちを可能な限り調査船に載せて、ダイナミックな釧路の海をまずは体感し、データをとり、それを元に釧路の海と生き物との関係性に光をあてようとしてきたのです。「釧路の海は様々な種が次々に姿を現すいわばクジラ銀座ですので、鯨類についてのデータはもう、てんこ盛りでした。」小型鯨類はもちろん、中型~大型鯨類、例えばナガスクジラ、ザトウクジラ、マッコウクジラ、シャチなどが現れます。どれか一種にでも会えたら嬉しいというレベルの花形種が次々と現れるので、調査で船を出した15年間は毎年驚きの連続だったと。
噴火湾では30年近く、釧路では15年以上、羅臼は10年ほど、北方四島は6年間など実にあちこちで海の生き物を見つめ続けてきた笹森氏。だからこそ、かつて知っていた、今もよく知る、近年の海の変化には敏感にならざるをえなく、時には底知れない怖さを感じてしまうこともあると・・・。
海の素晴らしさ、現状、課題、問題など、若者たちに伝えたい・知らせるべき事柄は枚挙にいとまがない、ただ、忘れてならないのは、海を活用すること=海に負担をかけるという現実。「現在のところ、私自身は、海に足を踏み込む機会は極力抑制的にと、自らを律しています。」
『地球沸騰の時代が来た』国連のグテーレス事務総長が最近になって発した警告。この言葉が決して大げさではないことを、この夏、私たちは身をもって知ったはず。異常が日常となってしまった感が強く、これをどうしたら止められるのか、元に戻ることはできるのか、日々不安はつきません。「若者たちが希望を持って環境を守る道を選び歩むことこそが、暴走する地球への強いブレーキとなると私は信じています。同時に、この非常事態を招いた大人の一人として責任の重さを深く胸に刻み、彼らにしっかりと寄り添うためにも、古い価値観は換えなくてはならないのだと覚悟し、その覚悟を実際に言動で表明していかなくてはと強く感じています。」
市民活動センターわっとで10月いっぱいにさかまた組の大型写真の展示。釧路市立博物館では、常時大型モニターで常時釧路の鯨類の紹介をしています。
「ぜひ、シャチがやってきている今この時期に、ご自分の町の目の前に広がる海を悠々と泳ぐ仲間たちの姿をご覧に、足をお運びください。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/59Ea177ulxQ1q9zXYjVtz3

picture & photo & story ・・・book [close to you <art編>]

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白くてふわふわの見た目から「雪の妖精」とも呼ばれているシマエナガ。
北海道、そして釧路にもにすんでいる大人気の野鳥です。シマエナガ関連の写真集や絵本を今まで作られた山本光一氏、今回は今までにない新たな試みもある素敵な写真絵本を出版という運びになりました。今月、世界文化社から出版されました。
ほぼ新たに撮影されたショットばかり。山本氏の言葉をお借りするならミラクルショット。シマエナガの子供13匹のひな団子は本当に奇跡が起こった一瞬とか。
春夏秋冬の大自然の中に生きる小さなシマエナガが存分に収められています。もちろんシマエナガの生態や暮らし方を含め、命の大切さや環境についても考えるきっかけにもつながる内容です。
山本氏は静止画も撮られますが、動画も撮影なさっています。動画でしかおさえることのできない貴重な場面も実はこの本で見ることができます。
二次元バーコードがついているので、その動きや鳴き声も・・・確認することができるのです。そこが今までの本とは違う特徴と言えるでしょう。
「これまでとは違う視点での写真の選び方ですが、版が大きいこともあり、シッカリと生息背景や北海道の自然のダイナミックさ、美しさもシマエナガと絡めて意識した作品を選んでいるところかな?表紙のシマエナガのリアルサイズの写真や双岳台などの写真がまさにそうだと思います。」
数あるシマエナガの写真ですが、可愛いというだけではなく、北海道の雄大さ、美しさ、厳しさ等々をシマエナガを通じて伝えているあたりに注目してご覧いただければと思います。もちろんストーリー展開も見逃せません。
「この表紙いいでしょう。もちろん可愛いのですが、朝焼けの中に樹氷が見え、さらにブランコに乗っているようなシマエナガ。この色合いも絶妙です。
このまま飾っておいても良い感じ。一番のうりなんですよ。」とおっしゃっていました。
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2023.1018O.A 市立釧路総合病院 院長 森田研氏&釧路保健所 石井安彦氏 [close to you <dr.編>]

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今回は石井安彦drに迫りました。
まずは、どうしてドクターになろうと思ったのですか?に始まり、
なぜ泌尿器科だったのか?
そして、どうして厚生労働省へ・・・道を進めたのか?
厚労省時代はどんなことをなさったのか?
等々質問責めに・・・。どれもこれも実直に真面目に応えてくださいました。
これからは、未来のために、子供たちに少しでも良い環境を残して渡したい!と。
釧路にいらっしゃる間にまた別の機会にお話しを伺うことができたらと思っています。
感染症のことや、災害に関することなど・・・色々とお聞きしたいことはたくさんあるので・・。

能の台詞〜急ぎ候ほどに〇〇に着きて候(中西 紗織編) [varied experts]

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IMG_8057.jpg急いで来ましたら、どこどこ(ここに地名などが入ります)に着きました、という意味。
能でよくある所作の表現の仕方に、例えば一足、つまり一歩前に踏み出すことで、
空間・時間を一気に飛び越えてしまうというものがある。
能の特徴的な表現方法の一つと言えるかも・・・。
●《玉鬘》
 前ジテ:里の女 後ジテ:玉鬘内侍 ワキ:旅の僧 アイ:初瀬寺の門前の者
『源氏物語』の「玉鬘」に題材をとった物語。最初に、旅の僧(ワキ)が奈良の「霊仏霊社」つまり寺や神社をくまなくまわったので、今度は「初瀬詣で」をしようと言う。初瀬詣でとは、奈良の長谷寺へのお参り、現在の奈良県桜井市の長谷寺へお参りをすること。この寺は古くからご本尊の十一面観音菩薩で知られ、古典文学の中にもよく登場し、
平安貴族もあこがれた霊場。
この能の最初に「これは諸国一見の僧にて候」と名乗ったワキのお坊さんは、霊場巡りをして初瀬川に到着し、この台詞。「急ぎ候ほどに 初瀬川に着きて候」。急いで来ましたら、ついに目的地の初瀬川に着きましたと喜びいさんで言う。するとそこに、一人小舟を操り初瀬川をのぼってくる女が現れる。女は長谷寺の「二本の杉」にお坊さんを案内。『源氏物語』に登場する玉鬘の内侍ゆかりの杉の木だとその女は言い、だんだん正体を現し、ついに、私は玉鬘の幽霊だと明かすと姿を消す。
玉鬘という人は、数奇な運命をたどった美しい女性として『源氏物語』に描かれている。後場では、玉鬘の霊が妄執の念によって苦しむ様子で現れる。お坊さんの弔いによってようやく過去の妄執から逃れることができたというエンディング。
●《富士太鼓》
 シテ:富士の妻 ワキ:萩原院の臣下 子方:富士の娘 アイ:臣下の従者
萩原院の御代、萩原院とは花園天皇のこと。その御代に宮中での管絃の太鼓の役をめぐり、浅間と富士という楽人が争い、富士が殺害されるという事件が起こったというところから物語が始まる。夢見が悪く胸騒ぎを覚えた富士の妻(シテ)、そして子方の富士の娘が二人そろって都にやってくる。そこでこの台詞「急ぎ候ほどに 都に着きて候」急いで参りましたので、早くも都に着きました、と。富士の妻の台詞に「私は摂津国住吉の楽人、富士の妻です」というのがあるので、摂津国住吉、現在の大阪市住吉、住吉大社の楽人の妻ですということ。萩原院の臣下の男性が、富士の妻がやってきたと聞き、富士が非業の死をとげたことを伝え、形見の装束を富士の妻に渡す。舞台中央には、太鼓がすえられた美しい作り物が置かれ、富士の形見の装束を身に付けた妻が、太鼓をかたきとみなし狂乱して太鼓を打つ。なかなか恨みは晴れず・・・日没となり、ようやく心に平穏を取り戻した富士の妻は名残り惜しみながら静かに帰っていく。
●《安達原》
 前ジテ:里の女 後ジテ:鬼女 ワキ:山伏祐慶 ワキツレ:同行の山伏 アイ:能力
観世流だけこの名前で呼ばれ、他の流儀では《黒塚》と呼ばれていて、歌舞伎にもある演目。今の福島県二本松市のあたり、安達原というところに山伏修行の僧、お坊さんの一行がやってくる。一行を率いるのは、祐慶(ワキ)という高僧。山伏修行を積んで、陸奥の安逹原にやってきた。そこで、この台詞、「急ぎ候ほどに これははや陸奥の安達が原に着きて候」急いで参りましたので、はやくも陸奥の安逹原に着きました、というわけ。ところがそこで日が暮れてしまい、人里もないなあと困っていると、遠くにあかりが見える。そこへ行って宿を借りようということに。一行が一軒の庵にたどり着くと、中から歳たけた女(前ジテ)が出てきて、こんな粗末な庵でよいならと、宿を貸す。山伏の一行と語りながら、女性は糸車を回す。女は孤独な身の上を嘆き、昔語りをしながら涙にむせぶ。この能では、夜更けとなりあまりに寒いので、庵の主の女は薪を取りに山に行ってきましょうと告げ、「私が出かけている間、私の寝室の中は決して見ないように」と言い残し、出かける。実は、不審に思った者が見てしまう。すると、そこには人間の死体が積み上げられていた。「恐ろしや」これは鬼の住みかだ!と気づく。全員あわてふためいてその場から逃げ出す。すると、背後から鬼の正体を現した女(後ジテ)が追いかけてくる。鬼女は怒り狂い、山伏たちに迫り一口に食おうと襲い掛かって来るが、修行を積んだ山伏、法力により、つまり強力なお経を次々唱えることで、鬼女の力を奪う。そしてついに鬼女は祈り伏せられ、消えてしまう。

2023.1013 O.A 「石垣島に行ってきたよ〜」 [varied stories]

https://studio-cooper.jp/

半年以上ぶりの石垣島。やっぱりよかったみたいです。「おしゃれなお店、新しいお店が増えた感じです。活気はありましたね〜」
石垣島のお店は移住者の方もなさっていたりするので、入れ替わりが激しいそうです。
6泊なさったそうですが、台湾からのクルーズ船が来た時には急にお客さんが増えてお店が大変なことになるみたいです。
以前テレビでも放映されていたことを思い出しました。
その時は、コロナ禍でスタッフが減り、急にお客さんが戻ってもホスト側の体制が整わないといった内容でした。家族総出でも間に合わない感じなのでしょう。
以前お話しにあった日本の一番南の盆踊り大会。年々参加する方が増えて、今回3回目とのことですが、総数で1000人くらいはいらしたのでは?と。
会場に浴衣を着て行くと特製団扇をプレゼントという企画もあり、年々浴衣の方が増えているそう。
盆踊りといえば・・・櫓でしょうとなり、色々調べてみると、それなりのお高いお値段。
では作ってしまいましょうと手作りをスタート。島のおじさま方(いつも話題に出てくる大人のジャイアンたち)は知恵を出し合い、
工夫をして土台を作り、飾りつけまでなさったそうです。そのお写真を送っていただきましたが、素晴らしい出来栄えですね。
ステージではダンスやライブ、キッチンカー等も参加して開催され、おじさま方が今回なさった射的、スーパーボールすくい、輪投げには大行列ができたそう。
いわゆるテキ屋的な出店が通常はないので、物珍しさもあり、大賑わいだったのでしょう。popo氏はスーパーボールすくいの担当。
みなさま腰をかがめての作業で相当きつかったみたいです。
盆踊りを事前にしっかり練習してくださった地元の踊りの方々や、太鼓を叩くことに手をあげてくれた地元の方々。
盆踊りという文化を多くの方がおそらく楽しまれた、夏の終わりの1日となったことは間違いないことでしょう。
※写真は田伏伸次氏からお借りしました。
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2023.1012 O.A BAND [chord 5]

・Daddy, Brother, Lover, Little Boy / Mr Big
・Green-Tinted Sixties Mind / Mr Big
・CDDF-Lucky This Time / Mr Big
・Just Take My Heart / Mr Big
・Road To Ruin / Mr Big
・To Be With You / Mr Big
~今回はバンド編です。Mr Big 特集です。
セレクトは河口氏。出演は、河口氏&midoriでお送りします。

ニオイコブシ(タムシバ)(野村 香編) [fun science]

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今回はニオイコブシ。通称タムシバ。
主成分はシトラール、リモネン、1,8-シネオール。使うのは枝葉。落葉樹なので、シーズンによっては、含有成分の比率が変わります。
名前の由来は。果実が集合果で、握りこぶしのように見えるから。。。
ワークショップ等ではハンドソープなどを作ったりもするそう。
気になる有用性ですが、心には気分を高揚させ、同時に沈静化する作用が。最近は体は元気で動くことができるのになんだか変と感じる方が多いとか。
ですから心がダウン状態で、交感神経がアップしている方に良いとか。
また弾力回復やターンオーバーの促進や毛穴の引き締め・・・にも。さらに、カラダには鼻炎や抗菌等にも。。。まるでお聞きしていると万能な感じがします。
香りは柑橘系に木の柔らかい・・そのような感じが私にはしました。懐かしいというか、どこかで嗅いだことがある香り。
「陽の上がっている時にはニオイコブシって思っているんですよ。朝一とか。会議の前とか。仕事の合間にシュッとすると良いかな?
一番簡単なのは、ティッシュにつけて胸ポケットに入れておく。シュッとする時はボトルに精製水を入れてそこに5滴ほど。」とのことでした。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/1qJeG2zvCiLfDU3DDyzUSk

天皇皇后両陛下との時間(齊藤 慶輔編) [nature treasure]

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9月、全国豊かな海づくり大会の時に釧路にいらした天皇皇后両陛下が釧路湿原野生生物保護センターを訪問され、
その時に慶輔獣医は色々なお話しをなさったそうです。
台本も作成なさったそうですが、それは使うことなく、時間も延長しての充実した時間だったみたいです。
お話しをするというよりは、「伝える」ということに注力なさったそう。
今まで獣医がなさってきたこと。現状を含め、それは確かに伝わったのではないでしょうか。
たくさん質問をいただいたとおっしゃっていた獣医ですが、その中から一部だけですが、教えていただいた内容です。
というのは、慶輔獣医がSNSにアップした関連記事に関して、たくさんの質問を一般の方からいただいたそうで、今回はこの話題になりました。
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/3FyO19uKkhzgp5gQgNcgkA

to be pulled into the story's world・・・interview 02 [close to you <art編>]

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遠藤彰子氏にお話しを伺っているとお聞きしたいことが次から次へと・・・ということで第2弾です。
会場に入る前に出迎えてくれるおしゃれなライオン。
私はこの作品が気になって気になって仕方がなかったのですが、人が乗っても大丈夫なくらい丈夫でしっかりと作られているそう。
土台に粘土をつけ、そこに岩絵具を使って色をつけ、さらにアクセサリーを・・・。インドが大好き。
以前行かれた時に道端で売っているアクセサリーを買って、片方なくしたりしたイヤリングや使えなくなったネックレス等がカッコよくつけられています。
展示の中には大好きな猫をモチーフにしたものもあります。その猫には面白い模様が・・・。実は草むらの中をあるく猫、その草を猫の体に描いたという、
なんとも発想がユニークです。
これから大きな立体を作ってみたいとおっしゃっていました。
どんな動物?との質問に。なんでも良いの。想像上の生き物でも。目が3つあっても良いでしょう・・・と。

「楽しくて 怖くて 美しくて・・・色々な要素があるのが良いでしょ?」
「優雅で気持ち悪いでしょう?このダイオウイカの目。伸びる脚。全てを包み込む感じ。」
インタビュー後に会場の展示を見ながらおっしゃった言葉です。確かにどの作品にも通じる感覚かもしれません。
これこそが彼女のことをわかりやすく物語っている言葉だと思いました。
(遠藤彰子展は10/22まで釧路市立美術館で開催中です。)