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charge energy [close to you <art編>]

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以前、博物館浴についてお話しを伺った緒方 泉氏、今回釧路にいらっしゃるとのことで、その後についてお話しを伺いに出かけました。
日本では、<博物館といえば勉強する場所、知識を得る場所>と感じる人が多く、敷居が高い場所と思われがち。もちろん学びの機会を提供すること使命かもしれないのですが、それ以外のことがあるのです。
誰にでも開かれているはずの博物館を、限られた人だけが勉強する場所にしておくのはもったいないと緒方氏。そこで日本でも健康という切り口で博物館の新しい価値を提示したいと博物館浴の研究を始めたのです。museumに行くとなんとなくホッとする気がした・・とか気持ちが軽くなったとか感じたことはありませんか?
それを見える化してエビデンスを集めようと全国のmuseumに出かけ、実証実験を行っていらっしゃいます。世界中でも様々な都市で行われているので、同じ方法で実験しているそうです。
目指せ1000人だったのですが、現在900人くらいの方のデータが集まっていると。
museumといっても様々な形式があります。美術館、科学館、自然史博物館、民俗資料館、天文台等々・・・。
「今日はこんな気分でこんな体調だから、どこに行こうかな」と思った時に、アプリで簡単に自分をチェックできて、行った方が良いmuseumがわかるなんて最高ですよね。そんなアプリがあったら即スマホに入れたいと思う私。
たくさんのデータに基づいて、それをその時に必要なmusuemと紐付けする。
いずれそんなことが可能になりそうな予感を緒方氏と話していて感じました。
現在までに見えてきた心配な中高大生の様子も浮かび上がってきたそうです。museumとWell-beingの関係をさらに追求し可視化することによって、もっと身近なmuseumがこれから広がっていきそうな感じがしました。

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