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teshima keisaburo exhibition [close to you <art編>]

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手島圭三郎の絵本はあまりにも有名ですね。おそらく一度はご覧になった方も多いはず。
その絵本の原画が162点展示されています。
紋別生まれの手島氏は絵本画家でもありますが、木版画の作家としても有名。
北海道に生きる野生動物を題材にした絵本の制作を続け、現在まで40冊の絵本が刊行されています。
なぜ野生動物を題材になさったのでしょう?それは生まれ育った環境にもあるそうです。
身近に感じられた動物たちの息遣い、気配、息吹。そして、彼がそれらの制作を始めた頃にはまだ同じような表現をする作家がいなかったこと。
そして、作品の中にあるストーリー性。親子の愛情や仲間に対する思いやり。それはまた人間にも通じる普遍的なテーマでもあります。
そんなことも相まって日本国内はもとより海外でも評価されたのだと思います。
一つの作品の中に混在する大胆さと繊細さ。絵本は何ページにもわたって展開されるものですが、1ページだけでも完結する凄さも兼ね備えています。
動物たちの表現はリアルに、それ以外は幻想的にも表現される作品の数々。絵本だけではわからない原画を見て伝わってくるものもあると福地氏はおっしゃっていました。
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※尚、写真は北海道立帯広美術館 福地大輔氏からお借りしました。
(手島圭三郎 絵本原画展は6/27まで北海道立帯広美術館で開催中)
※5/17〜5/31まで臨時休館。
※追加情報:〜6/21まで臨時休館(2021.0529現在)

2021.0526 O.A 釧路泌尿器科クリニック 村雲雅志氏~2~ [close to you <dr.編>]

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今回は医療のお話しはなく、ほのぼのムードの趣味のお話しでまいります。
村雲氏はお話しを伺う度に、趣味?実益?絡みの話題が増えていて、この度も1度で終わらず前回の延長線です。
まずは、キノコ狂想曲!!去年はキノコの当たり年?どうやら雷の多い時はキノコが多く出現するそうです。
フランスで「モリーユ」と呼ばれる高級食材のキノコ。「アミガサダケ」をなんとシーサイドライン脇で発見!!見た目は写真の通り、ちょっとグロテスク?
でもバターやクリームと相性が良く、干してから戻すととても良い出汁が出るそうです。
それから、「落葉キノコ」。市内の某団地脇の木立で、1時間ほど歩き、大きな袋に2つ分もゲット。採るのは楽しかったそうですが、後始末は・・・結構大変だったそう。
そして「ポルチーニ」再び。市内某公園で見つけたそうです。パークゴルフに興じていた方々を横目に「ヤマドリタケモドキ」を再発見。洋風に焼いて最高の美味だったと。
他にも伐採された切り株に「ヒラタケ」「ヌメリスギタケ」を大量に発見!と見る人が見るとすごいキノコが生えているんですね。この釧路にも。
続いて、室内園芸始める!!もちろん以前お話ししていただいたハーブも屋外では栽培なさっているのですが、現在いらっしゃるお部屋が陽当たり良好で、暑いくらい。
そこで、ご自宅で栽培が難しかったハーブ類を種から育てているそうです。さらに、日よけカーテン代わりにゴーヤも育て始めもう15cm位になっていると。
最後は猫のペン画を描き続ける!!以前から挿絵やカットを描かれていたそうです。
少し時間ができた時に猫を描いてみたら手並みの表現が楽しく、少しずつ描き溜めているとか。
実はもっともっと沢山の色々なお写真を送っていただいたのですが、金継ぎも園芸もキノコも猫の作品もすごい!の一言です。
診療室には猫を描いた作品がずらっと並べられているとのこと。描く猫の毛並みが違っていて、それぞれの特徴がとらえられていて、猫への愛情を感じる作品たちです。
※なお、写真は村雲雅志氏からお借りしました。