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2021.0527 O.A 邦楽(朝のTV番組曲特集) [chord 5]

・翼をください / 赤い鳥
・ビューティフルサンデー / 田中星児
・てんとう虫のサンバ / チェリッシュ
・カリキュラマシーンのテーマ / 西六郷少年少女合唱団
・およげたいやきくん / 子門真人
・いっぽんでもニンジン / 子門真人
・パタパタママ / のこいのこ
~今回は70年代、朝のTV番組曲特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏。今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

海の天気予報システム(黒田 寛編) [fun science]

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国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産資源研究所 水産資源研究センター 海洋環境部 略してFRA。
今回は海況予測システムのこと。「空と同じ様に海も生き物の様に動いているんです。その続編です。」
この海況予測システムは天気予報と同じ様なもの。海の流れや水温の現在の状況の予測を行います。
海の流れや水温が変化することで、例えば、魚の獲れる場所(漁場)が変化するため、現在の状況と将来の予測が必要になるのです。
ところが、このシステムが構築運用されたのは2000年になってから。歴史がとても浅いのです。
かつては、船で調査した水温や流れのデータに基づき、現況を把握して、過去の経験をもとに将来を予報していたそうです。
とても原始的な感じがしますが、ほんの15~20年前まではその様にしていたそう。
海況予測システムでは様々な海の情報がわかってきます。黒潮や親潮、暖水塊のことなど。
実は人工衛星から海の状態を見ると、その表面は凸凹に見えるそう。でもそれは波によるものではないのです。???ですよね。
それは、海底の地形によるものでもないのです。ではどうして?これは 海水の温度に関係しているのです。
温度が高いと膨張し、凸ができると。ほかには塩分が多いと逆に凹の部分ができるのです。

キタサンショウウオにも地球温暖化の影響が???(照井 滋晴編) [nature treasure]

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今年は春なるのが早かった感じですよね?!山菜や桜もいつもよりも早かった印象です。キタサンショウウオの繁殖期も開始が早かったそう。
通常は4月初旬から中旬にスタートする繁殖期、照井氏が3月下旬に下見に出かけたところ、すでに卵があったと・・・。
今年は特に早いそうですが、最近では2週間くらい早いと感じるそうです。
「一概には言えないのですが、温暖化の影響かもしれません。実際に温暖化がサンショウウオに影響を与えているのではという事例もあるんですよ。」
トウキョウサンショウウオという関東に分布するサンショウウオはここ20年ほどで1匹のメスが産む卵の数が増えたり、体の大きさが大きくなったりしているみたいです。
これは、温暖化により早く春が来て、遅く冬が来るので、餌を食べることができる期間が長くなったからでは?と言われているそう。
キタサンショウウオはどうなのか?という研究はこれから。ただ、キタサンショウウオは寒い地域に適応した種なので温暖化が進むと今いる場所に住めなくなると思うと。
通常は暖かくなると生き物の分布は北にシフトします。ただ、道路建設や農地開発、宅地化等が進んだ現代では、生き物が分布を広げるのは難しいこと。
このまま温暖化が進むとキタサンショウウオは遠くないうちにいなくなってしまうかもしれないのです。
そんなキタサンショウウオ、今はオタマジャクシの状態。小さくてじっとしていて動かないのでなかなか見つけることは難しいそう。
8月ころまで水の中で過ごし、手足が生えて上陸。ただ、幼生はとても弱く上陸できるのは一握り。天敵もいますが、雨がなければ水たまりも乾燥して死んでしまいます。
上陸するまでは試練の連続。ハラハラドキドキそんな時間を照井氏も過ごすそうです。
※写真は照井滋晴氏からお借りしました。