SSブログ

2021.0916 O.A 邦楽(動物が主人公のアニメ曲特集) [chord 5]

・ムーミンのうた / ムーミン主題歌
・ど根性ガエル / ど根性ガエル主題歌
・緑の陽だまり / 山ねずみロッキーチャック主題歌
・ガンバのうた / ガンバの大冒険 オープニングテーマ
・ロックリバーへ / あらいぐまラスカル オープニングテーマ
・となりのトトロ / 映画 となりのトトロ エンディングテーマ
~今回は動物が主人公のアニメ曲特集です。
曲のセレクトはもちろん斎藤氏。今夜は斎藤氏とmidoriでお送りします。

自然が造るアートの壁 (境 智洋編) [fun science]

1.jpg2.jpg3.jpg4.jpg5.jpg6.jpg7.jpg8.jpg9.jpg10.jpg
知方学(チッポマナイ)から東側の高い壁にはアートがたくさん。
以前訪れて感動してから約1年。やはり見るたびに感動を与えてくれる。
どうしてこんな模様ができるのか?それは地球の長い歴史の中で自然に問いかけるしかないのかもしれない。
ここは汐見層と別保層の間にたまっている堆積物が見える場所です。
上には泥岩、礫岩等海の底の堆積物が見えている。その時々の堆積の環境によって見えるものが違うそう。
上には春採層も見えているので、石炭層も出てくるはず。海からの高さは150m以上?
海の時代から川の時代に変わっていく地層を見ている感じでしょうか。3900万年くらい前から4500万年くらいまでの堆積物?
波打ち際の岩の曲線を見て・・・波が作った曲線がなんとも言えないほど美しい・・と境氏。
よく見ると、チッポマナイの泥岩砂岩層が当時どういう堆積をしたのかが見えてきます。
単純に水平に堆積したのではなく、堆積しながら窪地に土砂が流れ込んだり、斜面で流れが変わったとか、堆積した時に色々な環境が変わったのが見えてくるのです。
岩石は固まっているけれど、長い年月の間にゆっくり動いたり、おされることによって変形したり・・・
何回も繰り返していくうちに様々な模様ができてくるそう。
これくらい綺麗に堆積の模様が見えている場所は、今までの海岸線ではありませんでした。ここが特有なのかも。
「この海岸線には白亜紀と第三紀の境界線がどこかにあるはずなんですよ。まだあまりきちんと調査されていないのですが。」

白いクジラやイルカ(笹森 琴絵編) [nature treasure]

笹森1.jpg笹森2.jpg
笹森3.jpg
白い生き物といって思い浮かぶのは?ウサギ、ヤギ、ホワイトタイガー、ホワイトライオンを
テレビ等でもご覧になった方はいらっしゃると思います。
全身が真っ白で目の色が赤や青であれば色素欠乏症であるアルビノだと言われています。
ただ、体のどこか一箇所でも色が確認されたら、それはリューシスティックであると。
それは体毛や皮膚が白くなった個体ですが、色素が少ないだけでメラニンを生成することが可能なのだそう。
鯨類にも白い個体はいます。新聞にも掲載されていたのでご存知の方も多いのかな?
85種の鯨類のうち、20種で確認されているそう。
例えば、1991年からハワイに来遊するザトウクジラの「ミガルー」
2010年初確認の北太平洋コマンドル諸島付近のシャチの「アイスバーグ」
2008年にメキシコ太平洋沿岸で初確認されたコククジラ「ミルクガロン」
等々様々な場所で確認されているのです。
もちろんイルカにも・・・。噴火湾に毎夏やってくるカマイルカにも白いイルカたちはいるそうです。
白い鯨類がどこかで観察されるたび、目が赤いとか黒いとか、模様があるとかないとか、アルビノだ〜とかリューシスティックだとか鯨類関係者の交流サイトが賑わうそうです。そんな中、印象的だったコメントを紹介いただきました。「原因はなんであれ、まずは彼らが健康で無事に生き抜く様、祈ろうじゃないか・・・」と。
氷海に生きるベルーガの様に環境に適合して白いわけではないのであれば、彼らはカムフラージュが不完全で、自然界では敵や餌の目を欺くための武器が揃っていないということなのです。また、太陽光から悪影響を受けやすいとも言われているそうです。
「人として野生動物と関わる目的には、撮影・愛好・研究・保全等々多々ありますが、自分は見守る者であると自負する者が何かを語るなら、その言葉には血が通っているべきだと私は思うのです。それは、同じ生き物である彼らへの深い理解、共感と愛情に他ならないと・・・。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。