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2023.0921 O.A BAND [chord 5]

・Stand By Me / OASIS
・The Girl In The Dirty Shirt / OASIS
・Fade In-Out / OASIS
・Don't Go Away / OASIS
~今回はバンド編です。OASIS 特集です。
セレクトは河口氏。出演は、河口氏&midoriでお送りします。

定点調査〜宿徳内(ノジュール)編(境 智洋編) [fun science]

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IMG_7980.jpg写真だとダイナミックさが伝わらない。
面白さが伝わらない。
ワクワクが伝わらない。
かもしれないのですが・・・地学が好きになる場所です。
何度も訪れていますが、行くたびに感動を覚えるところです。
そして、こんなに大きなノジュールには今まで数々の海岸線を歩いてきて会えたことがありません。
そんな場所です。ここが気になって仕方ないのは形を変えていることです。
1年と言っていられないほど、侵食が激しいのか、風景がどんどん変化します。
今まで見ていてあの砂岩脈はどこに行ったの?消えちゃった・・・
大きなノジュールの形が変わった、半分になった?
あったはずの大きなノジュールは?
消えるにしても崩れるにしても、それは 自然の為せる業。私たち人間にはその変化は止めることができません。
ノジュールの中から3000万年前に生きていた貝が顔を出し、2023年の空気を浴びる。
不思議な感覚です。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/2EP6aWpH8fZSWvkO6SdE0W

ライトアニマル(笹森 琴絵編) [nature treasure]

笹森1 ライトアニマル b.png笹森2 釧路沖のシャチ.png笹森3 釧路沖のザトウ.png
あらゆる動物種との仮想的な出会いを提供できるデジタル展示システム。展示の一例を挙げると、プロジェクターを使ってCGで作成したクジラを実物大で投影。観客は実際には見ることが難しいクジラの形や大きさや動きを学べ、また、クジラは自由に操作できるので、子どもはクジラと遊んだりもできるということ。野生動物についてよく知る・学ぶ方法は?多くは、水族館やウォッチングで実物に遭う事とお答えになるでしょう。確かに水族館やウォッチングは、環境教育や情操教育、研究、啓発などの場として大きな役割を発揮できると期待できます。一方で、これらの施設や事業が行っている事は、人間側の都合や目的のために野生動物を利用する、動物虐待的行為という批判もあります。「水族館やウォッチングが抱える問題や課題を解決するために、この様な取り組みが持つ良い点・優れた点を可能な限りデジタルツールで再現しようとする試み、それがライトアニマルだと私は理解しています。」
ライトアニマルの運営者はお二人。そのうち、アニメーション作成と監督を担っている河合氏は、1997年に三重大学の熊野灘マッコウクジラ調査以来ゆるく繋がっている方と。「2010年に彼のライトな鯨たちを初めて見せてもらった時には、正直、まだぎくしゃくした動きで本物までは遠い道のりだなと思っていました。あれから10年ほどたちましたが、彼のシャチやクジラたちは、今ではもう目を見張るばかりの完成度。海で本物を30年見ている私も圧倒されるほどです。」河合氏は<世界ではSDGsや動物福祉がどんどん向上していて、自分の仕事はそこにマッチしてるはず>と。動物福祉、環境教育という観点に加え、生き物を飼育するよりも遥かにコストを抑えられるライトアニマルで、豊かな生き物教育の持続に寄与したいともおっしゃっているそう。世界は、シャチやイルカの展示が彼らの権利を侵害していることに気づき、あるいは認めて、規制を始めています。彼の活動は、まずはそうした動物保護の思想や理念で成熟している欧米各国などから注目を浴びたそう。ただ、残念ながら国内ではまだ知名度は高いといえないのが現実のようです。人々の価値観や文化・生活様式などの変化、人間活動がもたらす自然界の変貌をみていると、子供たちが水族館で本物のイルカやアザラシの代わりにライトアニマルと出会う、そんな時がやってくるのは遠くないかもしれない気がすると笹森氏。私たち人間が地球にかける負荷、動物の福祉などからみると、そうあるべきとも思えます。「シャチとの遭遇での醍醐味は、絆の強い群れが集まったり離れたりしながらぐんぐん泳ぐその力強さ・勇壮さだと私は思っています。自分は水族館に閉じ込められた姿は見たくないけれど、子供達にはあの感動を体験してほしい、私のような立場のものが抱える葛藤は結構凄まじいものがあります。でも、ライトアニマルはそんな罪悪感なしにシャチの本来の姿を見てもらえる、知ってもらえる。彼らの取り組みは今やそれくらいの完成度にまで到達したのだと感じています。ただ、ライトアニマルが普及する背景が<シャチやザトウなど生き物たちが絶滅したので>なんていう筋書きはあってはならないこと。地球の宝物を子供たちにしっかりと手渡せるように、海や生き物からたくさんのものをいただき、奪ってきた私たち大人が価値観や行動を転換するなど、今できることを懸命にすべきだと思っています。」このライトアニマル、札幌のAOAO SAPPOROで会うことができるそうです。
河合さんからのメッセージを!「気候変動を始め自然環境が危機的状況になり、大量絶滅が始まった今、生き物を思いやり、配慮を願う人々を増やしていくことは、人類存続に繋がる喫緊かつ最重要の教育問題だと考えています。その問題解決にライトアニマルは教育と動物福祉と省資源を実現しつつ貢献できると考えています。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/7AV3C0B5U4hZn2Dzz4x89b