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カメラ持ちのジレンマ(笹森 琴絵編) [nature treasure]

①釧路の町とオスのシャチ ささもり.jpg ②ダブル スパイホップ 笹森.jpg
③笹森 カマイルカ.jpg 野生動物を撮影するということ・・・。
誰もが簡単に写真を撮ることができるようになった今だからこそ・・・考えなければならないことはたくさんありそうです。
彼女の尊敬する写真家はブランデンバーグ氏と星野道夫氏。
どちらも真実と想いを写真に写しこんだ人と笹森氏。
身近に影響を受けた写真家は倉沢栄一氏と望月昭伸氏。「おふたりとも49歳という若さでこの世を
去られているのですが、動物への愛情やリスペクトを持って写真を撮っていたし、その敬愛の気持ちは写真に表れていると追います。」
自然保護は訴える相手により、方法やタイミングを変えなくてはなかなか伝わらない。
「最も長く深く数多く自然界に踏み入っていくカメラ持ちに対する啓発は中でも最も難しいと思うんです。」
野生動物の写真は、その動物を知ってもらったり、好きになってもらったり、関心を持ってもらったりする、保護に結びつけるのにはとても良いツールではあるのです。
だた、動物写真とは、あくまで自然界や野生動物に撮らせてもらうもの。彼らの生活を乱さない等のモラルや謙虚さが不可欠なのです。
「今回は自戒を込めたもののお話しです。物言わぬかけがえのないものたちへの理解と共感と境界線を大切に、彼らの真実を伝える役割をどう果たせるのかを考え続けたいと思っています。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/7lcThFeUaDRfiNUPSD1WIL

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