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japonais authentique [close to you <art編>]

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緻密・非常に細かい・肩こりそう・これが手作業?一番最初に作品を見せていただいた時の私の感想です。
曼荼羅、幾何学模様を切り絵になさっている樫尾容子氏。やはり手先は器用で、幼い頃から図画工作・美術が得意だったそう。
なぜ切り絵を始めたのでしょう?実は大人の塗り絵を始めやっていて、それを切り絵にできないかと自分なりにリメイクしてチャレンジしたのが最初とのこと。
テーマはその時その時によって変化し、思いつくまま下絵を作成。その時のイマジネーションの元は自然の様です。
風の匂い、海の波の音、川のせせらぎ・・・。自分の中にためたイメージを増幅し、下絵に込め、それから無心で切る。
実は今回、フランスパリで開催されている「サロンアート ショッピング パリ」に出品なさったのです。
樫尾氏がアップしているインスタグラムの写真にダイレクトで連絡が舞い込み・・・。
その時に出品なさったのが、一番上の作品2点です。
一つは命がテーマ。コロナウイルス が蔓延している中、命の尊さを感じ、自分らしく生きること、人も動物も自然も地球も全ては繋がっている。そう感じて作成した作品。
もう一つが勲章がテーマ。誰もが違う才能や素質を持っていて、皆が違って良いんだ。そしてそれぞれの色で輝いているという思いで作成した作品。
やはり切り絵の細かさが評価されたのでは?と樫尾氏。関係者の方やお客様の反応も届いたそうですが、
・日本人の緻密さを感じる・かかる時間や作業工程、道具を詳しく見たい
・色合いが好き・禅を感じる・手作業とは思えない・宇宙とのつながりを感じる等のコメントがあったそうです。
来年はシンガポール国立美術館や上野の森美術館での出品も決まっているそうです。
現在は、フルイドアート(ポーリングアート)に興味があり、身近なものを材料に試しているそう。
でもあくまで切り絵ありき。今後この切り絵たちがどんな形で進化して変化していくのかとても気になります。
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2021.0818 O.A たなの眼科 院長 棚野一郎氏 [close to you <dr.編>]

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最近は、学校検診で眼科で診てもらうように言われた子供たちが多くいらっしゃるそうです。学校検診では視力検査や色覚検査のほかに、眼科医が学校に訪問し、検診するということも。眼の視力以外の症状の検診をするそう。アレルギー性結膜炎がないかどうかや睫毛乱生症と呼ばれる逆さ睫毛がないかどうか、ほかには斜視があるかないか等を主に診ているそうです。視力に関しては全国的にみても近視の子供は増えてきているそう。その背景にあるのは、授業でタブレットを使用したり、
ゲームの機械が小型化されて画面が小さくなっている、その小さな画面で動画等をみる機会が増えているというのがあるとのこと。そこに拍車をかけているのがコロナ禍。家の中にいる時間が増えたりすることで近視の子供が増えてきているそうです。1点集中でじっと画面を見ることがないように、画面を何分か見たら遠くを見て目を休めることが必要と言われています。学校の検診で眼科を受診してくださいと言われ、実際に診てみると大丈夫なことも多いそうです。
ただ、その次の年も同じ様に言われたけれど去年と同じだから眼科に行かなくても大丈夫という訳ではないみたいです。年齢によって急速に近視が進行する事もあるそう。
基本的には検診を受ける様に言われた場合は自己判断はしないで、やはり眼科に行って診てもらうことを勧めるとおっしゃっていました。他にレアケースとして、右と左の視力が大きく違う時には弱視が隠れている場合もあるので、適切な時期に診てもらうことが必要ともおっしゃっていました。
続いて大人の方への白内障の手術に関して。多少点眼内レンズを入れる方が増えているそうです。従来の白内障治療は単焦点レンズを使用していました。
要は遠近両用の白内障のレンズを眼の中に入れるという手術があり、以前は先進医療という形で医療保険の先進医療特約に入っているとそれでカバーできたそうですが、
去年先進医療から外れ、選定医療という形になり、今治療が行われているそうです。多少点眼内レンズはかなり自然に見えている感じがするとおっしゃっていました。
このレンズ、遠近というタイプと最近は、遠中近というタイプ、今後は4焦点という様な高性能レンズが出てくる予定があるそうです。