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能のQ&A~01(中西 紗織編) [varied experts]

能ってなに?.jpg 能舞台.jpg声明博士譜.jpg 歌舞伎勧進帳.jpg 狂言.jpg 狂言足袋の色.JPG
今回はあらためて能について、少しでも興味をお持ちいただく方が増えたら良いな・・・ということで、Q&Aをお送りします。
・能って何?
〜大きく5つの特徴があります。1)謡・舞・囃子で構成される音楽劇。2)観阿弥・世阿弥が現代までの基礎を作った。3)舞台が左右非対称。4)シテはオモテをつける。
5)ユネスコ無形文化遺産。
・シテとかワキって何?
〜シテは主人公の様な登場人物。ワキは脇役のような存在。シテは異次元のものである場合も多く、ワキは観客と同じ目線、身近な存在の時が多い。
・能と狂言はどう違うの?
〜能と狂言は兄弟の様なもの。同じ能舞台で演じられる。能楽とは能と狂言を合わせた呼び方。
物真似や笑いの要素とセリフを重視したのが狂言、歌舞的要素を重視したのが能。能には笑いの要素は少なく、人間の悲劇を描写したものが多い。
・能楽と歌舞伎の違いは?
〜まずは歴史が違う。能楽は700年近い歴史、歌舞伎は400年以上の歴史。能楽は武士階級や支配階級の中で発展させてきた伝統劇。歌舞伎の始まりは女性が関わる。
舞台の形は能舞台が左右非対称。歌舞伎の舞台は左右対称。花道がある。見た目でわかるのは、歌舞伎は化粧をする。能楽では化粧はしない。
・能の謡とお経は似ている様に聞こえる・・関係はあるの?
〜能の謡は、声明の影響を強く受けていると言われている。記譜法と言える様な記号も似ているところもあり、発声や声、息の使い方も似ている。
腹式呼吸によるどっしりとした声の特徴が似ている。

2022.0311 O.A 「オーロラライブやるよ〜!」 [varied stories]

上村知弘さん(フォトグラファー&ガイド)
http://www.tntnaturecon.com/

久々に彼自身のYouTubeがアップされ、マイナス30度の日のゲルの1日を紹介してくれていました。
https://www.youtube.com/watch?v=uaFjJHIYEgA&t=187s
厳しい自然と向き合う日々の生活の一端を垣間見させていただいた感じです。何より雪を踏みしめる音が印象的でした。
本当はもう一回り大きなゲルを買いたかったそうですが、大きいと温まるまでに時間がかかり、薪の量もたくさんいる。
何をとって何を捨てるのか・・・究極の選択で直径24フィートという小さめのゲルになさったそう。
3月に入り、少しずつ寒さも緩んできたそうです。今度はオーロラがよく出現するシーズンに突入です。
オーロラは秋の9月とこれからの3~4月にピークを迎えるそうです。
実は去年からユーコンのライブを日本で見るという企画を立ち上げました。去年はユーコンのオーロラを日本の巨大スクリーンに映し出すことをしたそう。
今回は、日本の前橋の赤城神社を会場に大きなイベントを開催するそうです。
会場では全国から集まったアーティストの演奏や食を楽しみながら、巨大スクリーンにはユーコンのオーロラが映し出されるという内容です。
北海道からはトンコリ奏者のOKIさんが参加なさるとか。hpも作られています。そこには
「群馬県前橋市の三夜沢赤城神社で開催されるイベントです。
荘厳な雰囲気の三夜沢赤城神社の魅力を最大限引き出すために神社にある参道に着目し、光と音の演出によって参道をステージへと昇華します。
「ふたつの空と太陽の道」と題し、カナダホワイトホースからのオーロラ中継とLIVEが融合されることによってこの日しか味わえない特別な体験ができる空間となります。
三夜沢赤城神社やオーロラから自然のパワーを、LIVEから人間の生のエネルギーを共に体感してください。」とありました。
https://akagi-sundo.jp/
ただ、問題なのはお天気。さらに晴れていてもオーロラが出るのか?こればかりは自然のことですから・・・。
ユーコンスタッフはガイドの方や写真家の4人。湖の上にテントを2つ。薪を炊き、機材を温め・・・オーロラを待つといった感じ。
3月19日の土曜日に開催されるそうです。お天気が良くてオーロラが現れます様に・・・!!
※写真は上村知弘氏からお借りしました。
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