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日本思想のルーツ(中村 隆文編) [varied experts]

01長崎の崇福寺.jpg 02和歌山の神倉神社のゴトビキ岩(天岩戸と呼ばれる).jpg 03熊野古道.jpg 04かつての熊野本宮の場所に佇む巨大鳥居.jpg 05中国から卑弥呼に送られた銅鏡.jpg
日本の思想って複雑・・・というのが、収録を終えて感じた第一印象。
日本の宗教というと何を思い浮かべるでしょう?多くの方は仏教という方が多いのではないかと思います。
ところが、生活習慣やものの考え方などには実は他の教えが強く影響している場合も多いそう。
例えば、先輩後輩という考え方。1年でも上だと先輩という感じで接する方も多いと思いますが、まさにこの考え方は儒教の教え。
そもそも上下関係をはっきりさせたりする縦社会、統治の時に必要だったのです。それが今も残っているといった感じなのでしょう。
他には道教があります。自然に生きた方が良い、自然重視の考えかた。不老不死などオカルトだけど倫理的な思考と。
他には、神道もお話しには登場しましたが、一体どれが一番先に日本に入ってきたものなのか?
しきたりや流れ、ルーティンを大切にする日本人のメンタリティはどこから生まれたのか?
様々なものが日本で一つになったのか?ならなかったのか?相互に入り組み、日本人用にカスタマイズされたのか?
また、インドのバラモン教の影響もあるみたいです。例えば輪廻という考え方。「生まれ変わったらまた会いましょう」という日本人的な美化されたものではなく、
本来は輪廻から解脱するための修行を行い、さらにステップアップするステージへ向かうもの。
現在もクリスマスやハロウィン、ヴァレンタイン等様々なものを受け入れている日本ですが、根本的には儒教の考えから抜け出せないのでは?と中村氏。
「しきたりとか流れとかルーティンをとにかくやっておけば大丈夫。やらなかったら何か不幸なことが起きるというのも、どこかの日本人の宗教のメンタリティ。
歴史が積み重なってその様なメンタリティが構成されてきたのでは?」と私の個人の感想ですが・・・とおっしゃっていました。
宗教のことを知れば知るほど「自分がこうしているのは、もしかしたらこれかな?」等自分の振る舞い方の意味がやっとわかるというところがあるのです。
だから自分を気づくためにも宗教というのは多少なりとも知っていた方が面白いかな・・と思うのです。」
※尚、写真は中村隆文氏からお借りしました。
・写真上(左)は長崎の崇福寺。福建省出身の華僑が建てた仏寺ですが、道教の閻魔大王をまつったりもしています。中国の中元の日に中国式のお盆(盂蘭盆)をする。
・写真上(真ん中)は和歌山の神倉神社のゴトビキ岩(天岩戸と呼ばれる)
・写真上(右)は熊野古道。
・写真下(左)はかつての熊野本宮の場所に佇む巨大鳥居。
・写真下(右)は中国から卑弥呼に送られた銅鏡。道教の女神が描かれていて、すでに道教思想の由来の痕跡がある。

2022.0325 O.A 「梅咲き観光客来る」 [varied stories]

田伏伸次さん(レコーディングスタジオクーパー代表)
https://studio-cooper.jp/

大阪はだいぶ春らしい気候になったみたいです。20度を超える気温になることも・・・。まだ半袖にはなれないみたいですが・・・(笑)
桜はまだの様ですが、梅の花が咲いていたそうです。
そんな中、新型コロナウイルスワクチン接種の3回目を受けたそうです。集団摂取の会場で。
大阪城関連の場所だったそうで、帰りには羽織袴の姿の人をたくさん見かけたそう。
それがとっても春を感じたとおっしゃっていました。
そうですね、春は出会いと別れの季節とよく言われますが、その様な格好をみるとなんとなく自分の姿と重ね合わせたり、そこから季節を感じることもありますよね。
春だから・・・という話しではないのですが、最近は海外からの観光客の姿を多く見かける様になったと。
欧米やら東洋やら色々なところから大阪にやってきているみたいです。少しずつ以前の姿を取り戻している感じなのでしょうか。
popo氏のマンションからはお寺が多く見えて、そこには桜の木々もたくさん。まだその桜は花開くには時間がかかりそうです。
現在もYouTubeの編集に終われる日々を送っているpopo氏ですが、だいぶ慣れてきたみたいです。
エンジニアの人ってどんな人なの?どんな仕事をしているの?等 その一部を垣間見ることのできる内容。
「皆さんに知っていただくためにもやってよかった企画だと思います」とpopo氏。気になった方は一度チェックしてみてくださいね。
https://www.youtube.com/channel/UCx_BUrtSzudCnx6oR6BRJoA
※写真は田伏伸次氏からお借りしました。
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