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harutoriko shimaenaga [close to you <art編>]

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01.jpg自然写真家の山本光一氏。6月下旬に絵本を刊行なさったそうで、今回はそのお話しです。
釧路の自然を釧路の子供たちに、釧路の人々の協力で伝えていくことをコンセプトに生まれました。
ですから釧路市内の多くの企業や団体、個人の方々が関わっています。
シマエナガが住む春採湖、それを取り巻く自然を含む全ての環境が描かれています。
自然と生命の大切さ、素晴らしさが満載の一冊です。絵本のタイトルは「春採湖 しまえなが物語」。
文章は山本氏が作成し、作画は北海道教育大学附属釧路義務教育学校前期課程 図画工作科専科教諭の登藤珠実氏。
子供たちに身近な色鉛筆で描かれています。
番のシマエナガを通じて、春採公園の四季の自然、風景を織り交ぜながら、実際に観察・撮影されたエピソードをもとに
構成されています。シマエナガのオスはラメト(アイヌ語で勇敢・勇気)メスはピリカ(可愛い・綺麗)が主人公です。
山本氏が実際に観察中に目撃したアカゲラとの攻防戦や残念ながら亡くなってしまったヒナたちのこととか。
彼が尊敬する鳥おじさんお二人とか・・・が登場します。
この絵本は釧路市内のすべての小学校の全学年全学級と図書室に寄贈されました。
「すごい人気なんですよ。多方面から入手したいという声が・・。この絵本はぜひ絵本を手にして春採湖を散策して欲しいので、春採湖の周辺に位置する釧路市立博物館、春採湖ネイチャーセンター、そしてコーチャンフォー釧路店で販売しています。シマエナガの写真集はたくさん出ていますが、絵本はおそらく日本初かも?」と。
子供向けに作られていますが、実は大人に見て欲しいとおっしゃっていました。絵本の後半にはシマエナガ図鑑も掲載されています。
シマエナガはどんな鳥なのか?巣作りや子育て、探しやすい季節や場所、時間帯、そのコツ等々も詳しく説明しています。
確かに読み進めるうちに、実際に春採湖に足を運びたくなってきます。家族で様々なことを考えるきっかけにもなると思います。

2022.0803 O.A 市立釧路総合病院 研修医 石岡冴子氏 [close to you <dr.編>]

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今年春に釧路にいらしたばかりの研修医1年目。札幌出身、釧路は知っていたけれどいらした事はなかったそうで、港町、霧がすごいというイメージを持っていたそうです。
医師を目指したのは、これというきっかけはなかったそうです。ただ、漠然と医師という仕事に高校生の頃から興味があり、母校の大学の先生が高校に講演にいらしていたことが何度かあり。それを聞くうちに、目指してみようかな?と思ったそうです。それから調べていくうちに自分に向いているのでは?と思ったことがあり・・・・・。
例えばテキパキする感じの動きとか、いろいろな選択肢の中から考えることが好きとか、人と話すことも好きだったので、それを全部できるなと思ったと。
さらに、人の体に興味があり、その様な部分を含めて進みたいと思ったそうです。実際医学部に入ってからも勉強することが楽しく、入って良かったと思ったそうです。
今の所、志望している科は、産婦人科、麻酔科。ただ、これから変化はあるかもしれません。産婦人科は女性であることが強みになるのかな?という事と、
赤ちゃんを取り上げるということができる産婦人科唯一の独自性にひかれたから。
麻酔科は、色々と手を動かすことが多い事、患者さんが喋ることができない時に助けてあげることができるというところにひかれましたと教えて下さいました。
現在は毎日、カテーテル治療に参加したり、エコーの検査に立ち会ったり、病院の入院患者さんに会いに行って話をお聞きしてカルテを書いたり、薬の処方の仕方等を
学んでいるそうです。「学生の頃は、やることは全て決まっているというか、それをしていれば卒業まで自然にいけるのですが、今は、自分で考えることが多く、
選択肢が提示されてそこから選ぶこともあれば、選択肢すら提示されない時、自分で考えてやらなければならない時が多いのです。
やはり患者さんの特徴が一人一人違うのでその対応や治療も変化したりするので、それが難しいと感じています。自分の考えはあっているのかな?とか、何か重大な問題に繋がらないのかな?と常に考えています。やはり机上ではないので・・・。」
どんな患者さんでも実際に対面しないとわからないので、尻込みしない人になりたいと思っているそうです。まずは行動できるようになりたいと思っていると。
考えてばかりで行動できないのは嫌なので、行動できる人になりたいとおっしゃっていました。
実は高校1年生からKpopアイドルVIXXというグループにはまっていたそうで・・・。もちろん韓国にも行かれたそうで、国内でも毎月の様にイベントがあり、
全部参加していたそうです。コンセプトドルの最初の世代。少し変わった事をすると売れるか売れないか二極化してしまうので、最初はそれほど人気も出なかったそう。
そこでぶれなかった事と大衆化しないところが好きと。でもオシの人が抜けてしまいアイドルをやめてしまったそう。
さらにコロナで日本に来れない事も重なり、さらにご自身も仕事を始めるので忙しくなるので、ちょうど良かったのかもしれませんなんて。