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やはり幻の滝は素晴らしい(境 智洋編) [fun science]

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嬉しい楽しい季節がやてきました。やはり海岸は干潮の時が面白い。
普段は海の中なのに、その時だけは別の顔を見せてくれる。
この日は霧がかかり、なんとも幻想的な雰囲気を醸し出していました。釧路市内は青空が見えていたのですが、海岸付近は霧が濃くなったり、薄くなったり。
刻々と雰囲気が変わります。
しばらく行くことができなかった、私たちが勝手に名付けた「幻の汐見の滝」にいざ出陣!!
足元は漬物石のような石がゴロゴロで、歩くのがとても大変です。
ただ、滝を見つけた時にはそんな疲れも吹き飛びました。何度か訪れていますが、今までで一番の水量だったと思います。
この水源を探したこともありましたが、結局不明のまま。おそらく雪解け水が影響しているのでしょう。
汐見層の特徴である、模様がそこここに見ることができます。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/5hZpXHAqn5JBOfdnWpv2o3

動物を愛するって・・・?(笹森 琴絵編) [nature treasure]

笹森① シャチ 尾びれ.png笹森② シャチと観察者たち.png笹森③ 観察船上.png
「私事ですが、昨夏に生後2か月ほどの子猫を拾いました。避妊手術について検討していたところ、避妊手術の是非について炎上しているコメント欄をネットでみかけたたのです。たとえば、飼い猫をうっかり外に出してしまった場合に、思いがけず妊娠したりする可能性を考えると、飼い主としてはそうならない・させない予防措置は必要と考えるのですが・・。ただ、それに対し、動物の本能をないがしろにしているという意見も。飼い猫の避妊という一つのことでも、ずいぶん異なる意見があることを改めて感じました。」・・ということで、 “動物好き”とはなんだろう?ということを鯨類ウォッチングにからめて考えてみようということに。
ただし、ペットと野生は分けなくてはならず、同じレベルで語ることはできません。
自分の生活とは離れた場所で野生動物たちと出遭う体験は、娯楽としてだけでなく、環境教育の場としても素晴らしいこと。
ただ、遭遇した鯨類を、まるで自分のペットや飼育下の動物のように扱う・接するといった過剰な干渉行為の是非を考えてみることが必要だと思うのです。
自分が好きなのは、クジラではなく、クジラと一緒にいる自分なのでは?なんて考えたことはありますか?と笹森氏。「野生動物、特にシャチやザトウの様な人間のスケールを遥かに超えた存在と間近に触れ合っている自分が好きでたまらないのでは???決して、それが悪いといっているわけではないのです。ただ、もしそうだとすれば、クジラに無関心で見にも行かない・好きでも嫌いでもない方々よりもむしろ、クジラ好きを自称する私たちこそが鯨も生活を妨害し脅かす存在になっているのでは?という疑問もわいてくる・・ということもあるのではと思うのです。」
クジラがいてこそ成立するウォッチング事業は本来、動物と生息域を保護・保全することに積極的であるはず。むしろあるべきなのに、こちらの主観や希望や事情を優先して、観察対象の生活にずかずかと踏み込み翻弄している状況がままにあるそうです。鯨類ウォッチングが、動物の「非消費的」ではなく「少消費的」利用と揶揄される原因はそこにあるとも・・・。ルールがあれば、動物へのハラスメント行為は全て防げるのでしょうか?残念ながらそうではないのです。動物の行動がいつもこちらの想定内とは限らず、また、定めたルールが現場では守られない・守りにくいという現実もあるそうです。周囲に他の船はいない、そんな場面では、船長は客により良い場面を見せたいとルールを無視して近づきすぎたり、やりすぎたりも。たとえ、接近しすぎなどに気づいた客がいたとしても、それを指摘しにくい、誰も止められないということもあると。それは想像に難くないこと。船を走らせることで海を汚し、動物にいらぬストレスを与えている可能性を考慮し、動物との色々な意味での距離感を保つことが、彼らと長く付き合っていける数少ない秘訣の一つだと笹森氏はおっしゃいます。「海を愛するなら、私たちがすべき・できることは、海は私たちの遊び場ではなく、動物たちは私たちの所有物ではないと理解し認め、せめて、その営みを邪魔しない節度を持つことはすべきこと・・・。」
野生動物たちと出遭う体験は、他に換えられない環境教育の場となりうるのはまぎれもない事実。でも、それを理由に海に足を踏み込むのであれば、自然界の秩序や掟に、可能な限り干渉すべきではないことを心すべきなのです。「動物好きなら、なおのこと。これは海を長らく活動舞台にしてきた私自身も戒めとしている事です。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/4ePPDAkXIupmjZ8TmPMQ6t

2024.0417 O.A 市立釧路総合病院 循環器内科 加藤喜哉氏~1 [close to you <dr.編>]

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今回は以前のstreet-Dに近い形で、まずはどうして医師の道を目指されたのか・・・そこからスタートです。
実は市立釧路総合病院に、今年2月に新しい機械が導入されました。道東初の心臓内カテーテル人工心臓(補助循環用ポンプカテーテル、経皮的補助人工心臓)の治療が始まったのです。名称をImpellaと言います。
まず、心臓は胸の左側にある臓器。24時間365日動き続け、私たちが生きる上で必要な臓器や筋肉への血液を集めて送り出すという働きをしています。
心臓に急性心筋梗塞や劇症型心筋炎、他に何らかの原因による重症の心不全が起こってしまうと、全身にうまく血液を巡らせることができなくなってしまう状態に。。。これを心原性ショックというそうです。この状態になると、心臓そのものを働かせるための血流も弱ってしまうので、ショックがショックを呼ぶような悪循環になるのです。「現在の医療が進んだ時代においても死亡率が高く危険な状態と言えるのです。」
心原性ショックに対処するには、心臓の働きを助ける薬物治療を行うそうですが、薬の反応が乏しいような重症な状態には、薬以外の治療として<補助循環装置>というものが必要になるとのこと。
今までは、市立釧路総合病院で使用していた補助循環装置は、大動脈の中で風船を膨らませたり、しぼませたりすることで、間接的に心臓から送り出される血液を増やすようにする<大動脈バルーンパンピング>というものと、全身の血液を回収して酸素を含ませた状態にして戻す<ECMO>があったそうです。
大動脈バルーンパンピングは導入が比較的簡単。ただ、心拍出量をあまり増やせず不十分な補助に留まってしまう欠点があったそう。また、ECMOは非常に高い救命効果があり、心臓が止まってしまうような重症状態でも、心臓と肺の代わりを担わせることで命を繋ぐことができるそうです。反面、脚から血液を送り出すという本来の心臓の働きとは逆に血が送られるものなので、心臓そのものには負担がかかるそうです。心臓の中の血流が淀み、血の塊ができてしまったり、肺は心臓が立ち上がっても自分の肺でうまく呼吸ができなくなる・・・というような問題点もあったそうです。
そこで、Impellaという2月に市立釧路総合病院で使用可能になったものは、新しい補助循環装置というもの。「まだ新しい装置で、限られた施設でしか使用することができません。」どういうことかと言うと・・・十分な数の心臓血管治療や心臓手術を行っていて、さらに補助循環に精通したスタッフが複数名在籍している等の条件があり、それらを満たすことが必要なので、導入のハードルは決して低いものではなさそうです。「道東圏内の多くの心臓病の患者さんを診せていただいていることから、これらの条件がクリアされ、道東初のこの装置を導入することができたのです。」

耳で楽しむstory〜羽衣(中西 紗織編) [varied experts]

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能一番から、つまり能の一つの演目から何場面か取り上げ、謡本の言葉、いわば台詞、能では詞章といいますが、中西氏が詞章を読み上げたり、謡ったりし、私が現代語で語るという新企画。第1回は再び《羽衣》以前にもこの番組で《羽衣》を取り上げました。上演機会も多く、音楽の教科書にも載っている人気の高い演目です。
《羽衣》
 登場人物:シテ〜天女 ワキ〜漁師はく白龍 ワキツレ〜白龍の仲間の漁師
 場所:駿河の国 三保の松原(現在の静岡県静岡市清水区三保)*「富士山世界文化遺産構成資産」(ユネスコ世界遺産2013年登録)の一つ
 季節:三月 曲柄:三番目
 作り物:松の木 松の枝に美しい衣(ちょうけん長絹という装束)がかけてある。
●最初の場面。風早の三保の浦曲を漕ぐ舟の浦人騒ぐ波路かな これは三保の松原に白龍と申す漁夫にて候。萬里の好山に雲たちまちに起り 一楼の明月に雨初めて晴れり げにのどか長閑なる時しもや春の景色松原の 波立ち続く 朝霞 月も残りの天の原 及びなき身の眺めにも 心そらなる景色かな
●なう その衣は此方のにて候 何しに召され候ぞ これは拾ひたる衣にて候程に取りて帰り候よ それは天人の羽衣とてたやすく人間に与ふべき物にあらず もとの如くに置き給へ
●いや疑いは人間にあり。天に偽りなきものを あら恥かしやさらばとて羽衣を返し与ふれば 少女は衣を着しつつ 霓裳羽衣の曲をなし 天の羽衣風に和し 雨に潤ふ花の袖 一曲を奏で 舞ふとかや 
[地謡]東遊の駿河舞 東遊の駿河舞この時や始めなるらん
●白衣黒衣の天人の数を三五に分つて 一月の夜々の天少女 奉仕を定め役をなす 我も数ある天少女 月の桂の身を分けて仮に東の駿河舞 世に伝へたる曲とかや
●キリの場面。東遊の数々に東遊の数々にその名も月の色人は三五夜中の空に又 満願真如の影となり  御願円満国土成就 七宝充満の宝を降らし 国土にこれを施し給ふ さる程に時移って天の羽衣 浦風にたなびきたなびく三保の松原浮島が雲の 愛鷹山や富士の高嶺 かすかになりて天つ御空の霞に紛れて失せにけり

2024.0412O.A 「本当はお芝居がしたかったんです」 [varied stories]

沼田博光さん(ドキュメンタリー映画監督・HTB在籍)

今回からお話しを聞かせてくださる沼田氏は、HTB北海道テレビで30年以上、報道畑で活躍なさっています。
旭山動物園が全国的に有名になったきっかけを作ったのが彼がプロヂューサーとして携わったドキュメンタリー
「14枚の 素描(スケッチ)~密着500日!旭山動物園の奇跡~」
そして、「HTBノンフィクション 聞こえない声~アイヌ遺骨問題 もうひとつの150年~」は第56回ギャラクシー賞を受賞なさっています。
もちろん、それはほんの一部。最近では、ドキュメンタリー映画「奇跡の子」の監督もなさり、上映の時にはご挨拶に釧路にいらっしゃったので、お会いした方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は大学の頃はお芝居がやりたくてやりたくて・・・東京に出て、バイトをしながらお金をため、芝居を見てまわったそうです。
「消息不明になった息子を心配したんでしょうね。親が就職先を斡旋?その中にHTBがあったんですよ。その時の髪は金髪。もちろん黒く染められました。運よく受かりまして、そのまま30年といった感じでしょうか・・・」と笑っていらっしゃいましたが、お芝居とテレビの共通項を真面目に教えてくださいました。
映像と音と文章で成り立つもの・・・テレビは総合芸術なんです。
お聞きしていて思わず納得!!説得力ありありのお言葉でした。
金髪が気になったのですが、それは役作りのためなんですね。当時脚本を書いていて外国人の役を金髪にしたところ、自分がやることになったという、お話しでした。
※写真は沼田博光氏からお借りしました。
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2024.0411 O.A 斎藤編 [chord 5]

・コスモス街道 / 狩人
・愛はかげろう / 雅夢
・想い出がいっぱい / H2O
・太陽と埃の中で / チャゲ&飛鳥
・何も言えなくて・・・夏 / J-WALK
・夏の日の1993 / CLASS
~今回は斎藤氏セレクトの楽曲です。男性ユニットという括りで選ばれたアーティストたちです。
出演は斎藤氏&midoriです。

ようこそ!植物プランクトンの世界へ(伊佐田 智規編) [fun science]

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今回は初回ということで、まずは自己紹介からお願いいたしました。
小樽出身とのことですが、厚岸で調査研究を始めて10年ほど。実は植物プランクトンの専門家です。
そもそもの始まりのキーワードは二酸化炭素・地球温暖化。
何かこの生物という訳ではなく、環境から行き着いた先が植物プランクトンだったということでしょうか・・・。
植物プランクトンの珪藻というプランクトンだけでも20000を超える種類が存在するそうです。
もちろん珪藻以外もいるので、その数や計り知れません。
海にはブルームという現象があります。自然界でプランクトンが大量に繁殖して水の色が変わる現象。
特に春季(伊佐田氏は冬季ブルームとおっしゃっていました。)ブルームが今まで言われて来たことなのですが、どうやら夏にもあるみたいです。
ブルームが発生する要素には太陽、栄養、水温が大きく関わっているのですが、そのあたりも研究中とのこと。
植物プランクトンの魅力について伺ってみました。
「顕微鏡で見るとキラキラ光ってとっても綺麗なんですよ。それと・・・顕微鏡で生きている彼らを見ていると、かすかに動いていたりするんですね。
それがたくさん集まって二酸化炭素を吸収してくれるんだなぁと考えるとなんだかロマンを感じてしまうのです。」
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/7IJTilzKR3JsqaePOewXdu

1年経ちました!!(齊藤 慶輔編)  [nature treasure]

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去年、新しくスタッフに加わったということで、スタジオにいらした清水萌花氏。
あれから1年が経って・・・どんな感じなのか。慶輔獣医がお聞きしたいとのことでお二人でスタジオイン。
とにかくこの1年、様々なことを体験なさったそうです。治療だけではなく、すでに死亡したしまった個体を観察して、どういう状態で、何が考えられるのか?等々。
厳冬期の作業はもちろん、Tシャツのデザインまで。。。
このデザインがまたすごいのです。Yはワシの足跡で、その中の模様はワシ達が関わっている問題の模様が。
Kはシマフクロウのイメージ。ですからその中に描かれているものもシマフクロウ関連のもの。
そして人の足跡。ここには人間が関わって引き起こされている様々な問題が・・・。
「実はYはゆきこ先生、Kはけいすけ先生の意味もこめたんです。」当のご本人はご存知なかったみたいです(笑)。
オールラウンダーなんですよ・・と慶輔獣医がおっしゃっていましたが、お話を伺っていると、まさに頷けることばかり。
どれが楽しいというのではなく、全てが繋がってそれが楽しい。辛いと思ったことはないそうです。常にポジティブ。そして笑顔が何より最高です。
2年目は「伝える」ということをテーマに今まで以上に果敢にチャレンジなさっていくことでしょう。
頼もしい!萌花氏でした。心細やかに人に接することができる人は、動物に対しても何に対しても優しい気持ちを持っていて、相手のことを考えることができる方なのだと・・・・・彼女を見ていて感じます。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/73XlTLU4jU6ySNUEnagfH3

appreciating glass with onomatopoeia [close to you <art編>]

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ガラスに対するイメージはどんな感じものをお持ちですか?
キラキラ・・・綺麗・・・冷たい・・・透明感・・・脆い・・・等々色々あると思います。
それが日常品として使われているのであれば、身近かなものとして受け取れることができると思うのですが、現代ガラスとなると少し意味合いが変わってきます。
一体これは何を表現したものなのか?なぜこの色を使って何を作ったのか?
動物や実態がないもの等、イメージをガラスを使って表現したオブジェ的なものに焦点を絞って展示した内容になっています。
オノマトペは、自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音で象徴的に表した言葉です。年齢問わず、口語でも文語でもよく出てくるものです。
ですから、このオノマトペを使って現代ガラスを観てみると、また違った角度から作品を鑑賞することができるのでは?ということなのです。
作品には、「ワクワク」「グルグル」「キラキラ」「ひらひら」等々、たくさんのオノマトペが添えられています。
そこから感じる作品はもっとイメージがひろがって自分の中でオノマトペがさらに拡充していきそうな感じを瀬戸氏からお話しを伺っていて感じました。
※尚、写真は北海道立近代美術館 瀬戸厚志氏からお借りしました。(放送時には帯広美術館にいらっしゃいます。)
(現代ガラスのオノマトペ は6/16まで札幌 北海道立近代美術館で開催中です。)

2024.0410 O.A 北円山耳鼻咽喉科 アレルギークリニック(札幌) 院長 白崎英明氏  [close to you <dr.編>]

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最近、寒暖差アレルギーという言葉をよく聞くようになりました。もしかして自分もそうかな?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?ということで、そろそろ気になる鼻問題について伺いました。
実は人間の鼻の中には17度以下になると反応するセンサーがあるそうです。寒くなるとくしゃみや鼻水といった症状に悩まされる方もいらっしゃると思いますが、アレルギー性鼻炎との違いはかゆみがないこと。目が痒くなったりはしないそうです。それが「寒冷鼻炎」というものなのだそう。そして、高齢になるとなりやすいとのこと。冷たい・乾いた空気が問題なので、例えばマスクをするといったことも予防にはつながるとおっしゃっていました。
さて、アレルギー性鼻炎の中には花粉症も入ります。これからはそんな季節。札幌だと4月下旬から6月中旬くらいまでは白樺花粉による患者さんが増えるそうです。
釧路だと、ハンノキに反応する方もいらっしゃるでしょう。
それよりも問題になるのが、イネ科によるものだそうです。「意外と釧路方面では多いですよ。ハルガヤとかオオアワガエリとか・・・6月くらいから9月くらいまで長い期間に渡って症状が出るので厄介ですよね。」
アレルギー性鼻炎の中で一番多いのはハウスダスト。それからペットによるものも侮れないそう。犬や猫で比べると猫の方が厄介とのことでした。
現在は市販薬でもたくさんの種類の薬が売られています。
「中には優秀な薬もたくさんありますので、まずは試してみて、それでも治らなかったら病院やクリニックに行ってみるのも良いかもしれません。」
鼻アレルギーの主な3症状のくしゃみ、鼻汁、鼻閉塞感を和らげる一般的な治療法が薬物療法。内服薬と点鼻薬に分かれます。代表的な内服薬はくしゃみと鼻汁に有効な抗ヒスタミン薬と、鼻閉塞感に有効なロイコトリエン拮抗薬。一方、点鼻薬は3症状に有効なステロイド点鼻薬が用いられるそうです。この治療法は症状を和らげるだけの対症療法となりますので、治療を中止すると症状は再燃することが多いとのこと。
他には体質を改善する減感作療法や鼻粘膜レーザー手術というのがあるそうです。
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医であり、日本アレルギー学会認定専門医、米国アレルギー喘息免疫アカデミー学会(AAAAI)上級会員、日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医でもある白崎氏のhpは・・・https://www.shirasaki-allergy.com/