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what do you feel from this ocean? [close to you <art編>]

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北海道教育大学 附属釧路義務教育学校8年生の美術の授業がとっても面白い!!
実は実際に海に身をおき、「海は何を語るか」を感じ、
そこで考えたものを1枚のポスターにする・・・というものです。
当日の岩見浜は波も高く、ゴミがあふれていたそうです。
こんな経験をする生徒も多くはなく、何よりゴミの多さに圧倒された方が多かったそう。
自然と人間との関わりをこの海から教わったと答える生徒が多く、
自分なりの自然との向き合い方、その大切さ、ゴミ問題、環境問題にも視線は向けられた感じです。
現場で様々な写真を撮り、教室に持ち帰りプリントして切り貼りしたり、そこに絵筆を加えたり、
もちろんポスターなのでキャッチコピーを考えたり、B4サイズの中におさめました。
中には隠しで表現されているものがあったり、とにかく表面上だけではない、
奥が深いところまで考えて表現しているものが多いと感じました。
今回は、8年生を代表して、3人の生徒さん(安代さん、飯村さん、河野さん)と美術教諭の更科結希氏にインタビューさせていただきました。
それぞれの作品を胸に撮影させていただきました。
その他、一部の作品を見せていただいたのですが、どれもこれも力作揃い。
この授業がきっかけで生活する上で変化があったという生徒さんもいらっしゃいました。
机の上だけでは感じることのできない何かを大自然の中で感じとり、自分のものにした方も多かったのでは?と思います。
「人として考えなければならないことに目を向けてくれたとしたら、最高です。自然と向き合いことの大切さを私もあらためて教えさせていただいた感じです。」とは
更科氏もおっしゃっていました。
こんなに素敵な作品をもっと多くの方に、大人の方にもご覧いただける機会があったら良いなと思います。
現在、更科氏はその算段を練っているところ。もしかすると今回の作品が皆さんの目に触れる機会が生まれるかもしれません。
そんな時にはじっくりと作品をご覧になって、何かしらの思いを持ってお帰りいただけると嬉しいと思いました。
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※尚、下段の写真は更科教諭からお借りしました。

2021.1215 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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今回は12月6日の収録です。この日は、国内で3例目となる新型コロナ オミクロン株の感染が確認されました。現時点でわかっていることを伺いました。
ウイルスは生き残るために形を変えるので、また別のものに変異して他の株のものが出てくる可能性もあるということ。
ただ、コロナウイルスというものの中では、同じカテゴリーなので、どんどん顔が変わってきているということのようです。
ウイルスは変異を繰り返すと感染のスピードや感染力は強くなる。けれどもそれほど重篤な状況にならずにだんだん弱くなって行くというのがウイルス学的特徴との事。
今回のオミクロン株についてはまだ詳細はわからないそう。今後私たちはどうしたら良いのでしょう?今までの感染対策を徹底するということ以外はないのでは?と。「ワクチン接種率も高い状況で・・・その様なことを考えると恐れることは必要かもしれませんが、必要以上に恐れすぎる必要はないと僕は思います。」
他の国に比べてなぜ日本は感染者が激減したのでしょう?正確にはわからないそうですが、状況証拠からいうと、ワクチンの接種率が高いのでワクチンが効いたという説、もともとウイルス自体が変異する中で自爆するものが出てきたという説、日本人の元々のウイルスに対する抵抗力があったという説、ほかには衛生面。これだけマスクをしている国民は日本くらいかもしれません。等々様々な要因がうまく重なって、それほど感染が広まっていないことに繋がっているのかもしれません。
そんな中、3回目のワクチン接種の話題が出ています。すでに医療関係者は始まっているとか。「これは非常に悩ましい・・。抗体価が下がったことで抵抗力が低下するのか?といったことも誰も検証したことがないと思うのです。ですから3回目接種が本当に良いかどうかは科学的根拠はないと思うんですよ。ただ、なんとなくしないよりはした方が良いのでは?といった感じだと僕は思います。確かに医療者や高齢者の方、持病をお持ちの方等、抵抗力がもともと低い方に対しては3回目接種は有効かな?と思います。」今後は治療薬も日本に入ってくる予定があったり、飲み薬も開発されているので、ワクチン以外にも別の選択というのも出てくるのかもしれません。
先月末の北海道新聞に「抗原検査キット 続々登場」という見出しで、薬局で医療用の販売が解禁になったと掲載されていました。
このキットを使ってコロナに感染しているかどうかを判断するものの様ですが、これだけで判断するのは危険と杉元氏。感染していてもマイナスと出ることはあるので、絶対的にこれは感染を証明をするものにはならないそう。「逆に言えばキットで陽性と出たら多分陽性。ただ、陰性だから大丈夫と喜ぶのは時期尚早ということ。
しかも症状ありの使用前提なんです。ということは・・・自覚症状のある人が薬局に行って買うということ自体変ですよね。もしかしたら広めることになるかもしれないですし。。。この抗原検査キットがあるがゆえに心配事が増えた感じもします。皆さんもこれに関しては一旦冷静に考えて欲しいと思います。」