2022.0616 O.A BAND

・All About You / The Square
・Sister Marian / The Square
・Jubilee / The Square
・Travelers / The Square
・Cape Light / The Square
～今回のバンド編、The Square 特集です。現在T-SQUARE。
セレクトはもちろん河口氏。河口氏＆midoriでお送りします。

ローソク岩行ったよ〜（境 智洋編）

跡永賀から冬窓床の海岸線を歩き・・・ローソク岩まで探検となりました。
海から見た陸側の山の風景が海外みたい。その高さもすごい。
海岸線を歩くと跡永賀からの距離は意外と近く感じました。
以前は冬窓床の国道からは道路がないので、歩いて海岸まで降りた記憶が蘇りました。
ここの岩層は全て汐見。釧路から東に向かって汐見層が出ているところは、
石見浜と、石見浜と桂恋の間に少し出てきて、あとは十町瀬まで汐見層出てこないのです。十町瀬からどんどん汐見層が厚くなります。
ここから汐見までは4000万年以上前にこの一体が海の底だったということ。
岩質は泥が固まった様な、海の底で泥岩砂岩が固まった感じ。ノジュールがものすごくたくさん見えます。
何個かのノジュールを見たのですが、木の破片が入っていました。おそらく貝が入っているものもあるはず。
ノジュールは硬いので周りに比べてそこが残る。ポコポコしているノジュールの上に緑の髪の毛が生えているみたいに見えるものも。
そもそも陸側とローソク岩は繋がっていた様です。黒い線みたいに見える場所が同じ位置に見えました。
おそらくローソク岩の形も変わってきているのでしょう。以前はもっと高かったはず。
今回は天気も良く、風もなく、波も穏やか、汐がとってもひいていた等コンディションがとても良かった。
「今回はどこに行きましょう・・・・」と直前で決まったローソク岩探検！最高でした！
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/6ZwZ08Bu4NB3oS6igeehgM

知床観光船事故を思う（笹森 琴絵編）

実は、観光船のトラブルや事故は世界各地で発生しているそう。
直近では、4月27日に関門海峡で遊覧船がエンジンから出火し救助隊が派遣されています。
またメキシコでは、4月26日にバハ・カリフォルニアでザトウクジラとみられるクジラとボートが
追突、5名が負傷し、うち3名が重症。
さらに5月にはシナロア州トポロバンポ湾で、ジャンプしたザトウがボートに横倒しになり、
4人が重軽傷。メキシコについては鯨への接近しすぎや、互いに避けられない様なスピードを
ボートが出していたなどと指摘されているそうです。ヒューマンエラー。
これらの事実からわかるように、景色を楽しむ遊覧船はもとより、動物観察目的の観光船は
なおのこと、気象・海象についての知識と情報に加え当該海域の生き物の生態や分布状況も知った上で
運行しなければ、それこそ不測の事態に見舞われることが大いにありうる話なのです。
果たして利用者が自分を守る術はあるのでしょうか？
「あの事故のあと、どうしたらこの様な災難から身を守れるのかと質問が来るようになりました。
営業妨害と思われると困るのですが、とりあえず、船に乗りたい方は利用する会社や船長の実績を調べたり、雨や風、波、霧などが気になって不安なら直前でも自ら
キャンセルする勇気をもってほしいですね。また今回の事故でもわかるように、〜他社がでない様な悪条件の日も、うちは出られる。他社よりも陸や生き物に近づけて
見せられる〜等のうたい文句は、一度疑ってみることも大事かなと思います。」最も重要なのは二度と繰り返さないこと、誰もが安心して乗れること。
行政には、観光客たちやルールにのっとって船を動かしている船長さんたち、そして潜在的に環境教育に寄与する可能性を持つこの事業自体を守るためにも、
安全のためのルール遵守の徹底措置を改めてお願いしたいとおっしゃっていました。
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/6JRJbLPRenLR5O1Y7XQ18n