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2022.0630 O.A 洋楽 [chord 5]

・Ticket to ride / BEATLES
・Yesterday / BEATLES
・Hello,goodbye / BEATLES
・Hey Jude / BEATLES
・Come together / BEATLES
・Let it be / BEATLES
~今回の洋楽編、60年代がほぼ・・・よってスペシャルです。BEATLES特集です。
セレクトはToshi氏。今回の出演は、Toshi氏&midoriでお送りします。

幻の滝は幻なのか?!〜special version〜(境 智洋編) [fun science]

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幻の滝はやはり幻なのか?幾度となく足を運んだ場所。入境学、汐見の滝。
今回はかなり早い段階で滝の存在を確認!
潮が引いていたのでいつもよりも歩きやすい??ここまで潮が引いた状態だったことは今までにはありませんでした。
目の前にはやはり素晴らしい景色が広がりました。ただ、この水源がどこなのか?不明なのです。ドローンを飛ばすとおそらくわかるのでしょうが・・・。
最初に発見した時も今回ほどの水量はありませんでした。それから再度訪れた時にはほとんど水が見えず・・・あれは幻だったのか?となったのです。
冬にも訪れました。おそらく凍っているはず・・との予想は簡単に覆され、ほとんど何もない状態。
湧き水なのか?雨水なのか?はたまたどこかに川でもあるのか?
国道からそれらしき場所を決め込み、境氏は探したのですが、見つからず。。。
結局結論は出ていませんが、何より素晴らしい滝に魅了されたロケになりました。

有意義な会議〜special version〜(齊藤 慶輔編) [nature treasure]

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希少種の猛禽類を守ろうと列車事故増加に伴い初会合が5月に釧路で開催されました。
その音頭をとったのが釧路市長。北海道 釧路総合振興局長、根室市長、環境省釧路自然環境事務所長、JR北海道釧路支社長、そして慶輔獣医。
それぞれの立場からプレゼンが行われました。各機関からエゾシカや希少猛禽類をめぐる現状と課題、列車事故の対応等が報告されたそうです。
情報を共有しながら前進するための連携強化は確認されたそうですので、まずは、人と野生生物が共生するための方法を考える第一歩になったのではと思われます。
「とにかくすごく有意義な会議でした。ここまでのものが正直できるとは思っていなかったのですが、素晴らしいことだと思います。」
※写真は齋藤慶輔氏からお借りしました。

hisureba hana [close to you <art編>]

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阿寒で自然農法での野菜や豆の栽培をしつつ、木工家としても活動を続けている勝水喜一氏。
彼の中では自然を相手にするという意味で二つのことは同義語なのです。
前回、京都での作品展開催以来、9年ぶりの個展を北海道内で開催することになりました。
常に根底にあるのは、自然界への現象に対しての人間の働きかけ。当初「水平」から「矩形」にテーマは移行し、現在もその延長上にあるそうです。
ただ、この数年の自然界の猛威、自然の偉大さに怖れを感じ、本気で豊作祈願の思いが湧き上がり、特にその行為をしたというわけではないのですが、
作品上には少し変化があったと。「水平」や「矩形」に重なり、彼曰くは「シンプルになったかな?落ち着いて来たんですね・・・」とのこと。
その落ち着きの原因の一つが写真家、基敦氏との出会い。「今までは深いところでキャッチボールをする人が道内にはいなかったんですね。
ところが、<path-artの仲間たち展>の時に初めてお会いしてからずっとお付き合いする仲になったんです。
自分のことを自分より適切な言葉で表現してくれる、自分がそれでより理解できるみたいな、そんな方なんですよ。今回の個展にも深く関わっていただきましたね。」
その基氏が勝水氏の全てを見て感じ、表現したのが「秘すれば花」という言葉。
勝水氏の作品は決して派手というものではなく、どちらかというと自然を活かしたシンプルなもの。
ただ、見えないところや使っていくうちにただシンプルだけではないものを感じる、奥深さがあるのです。
よくよく見ると表と思っていたものが裏だったり、こんなところにこんな表現が隠れていたり・・・と。
9年ぶりの個展は漆作品を中心に新作も多く並ぶ予定とのこと。気になる方は要チェックですね。
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※尚、写真は勝水喜一氏からお借りしました。(撮影は全て基敦氏です)
・写真上(左)は「井」・写真上(右)は「文机」
・写真下(左)は「矩(花台)」・写真下(右)は「タイトル未定」
(KIICHI KATSUMIZU 秘すれば花は・・・・7/15〜8/7まで旭川 ギャルリ アンヴォル(金〜日のみ開催)・8/17〜8/28まで札幌 梅鳳堂で開催。)

2022.0629 O.A 市立釧路総合病院 放射線診断・IVR科 曽山武士氏 ~1~ [close to you <dr.編>]

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今年4月に釧路にいらっしゃり、同時に放射線診断・IVR科ができました。放射線治療とは違います。放射線治療は、放射線を体の外から当ててガンの治療をしています。
放射線診断・IVR科は、CTやMRIやレントゲン写真を連続で撮る装置を使い、カテーテル治療をするそうです。
脳神経外科や心臓血管内科の先生が脳や心臓の治療は専門で行うのですが、脳や心臓以外の全身の臓器のカテーテル治療が専門とのこと。
それ以外にはCTやMRIの画像から読影のレポートをつける仕事もあるそうです。例えば、ここにガンがあるとか、ここに動脈瘤があるとか・・・。
IVRは日本語では画像下治療と言われているそうです。2~3mmの傷口からカテーテルを入れて治療するそうです。
1953年にスウェーデンのセルディンガー先生が脚の付け根から安全にカテーテルを入れる技術を確立し、そこから広がったそう。ですから意外と歴史は浅いとのこと。
生まれは石川県の金沢市。その後弘前大学の人文学部に入学。当時はバンド活動ばかりなさっていたとおっしゃっていました。それが私の青春と。
また、太宰治の「津軽」をもち、津軽の経路を逆に辿ることをなさったそうです。「太宰治は高校の頃から好きでしたよ。」ということで大いに語っていただきました。
その後北大へ。「卒業もできずに就職もできず・・社会復帰する必要があったんですよ。これは医学部を受け直すしかないと思ったんです。」
小さい頃からご両親の期待も感じつつ、「社会の役に立つ人間になれと言われて育っていたので、医師になりたいと感じていたのでしょうね。」と。
同級生が北大医学部に100人いらっしゃるそう。ほとんど内科・外科に進まれるそうです。
メジャー科と言われているのですが、ところが弘前でバンドをやっていた彼にとってはマイナーなものがメジャーになるところが格好良いと思っていたのです。
全国で専門医が1000人ほどしかいないそうですが、(音楽と一緒でとおっしゃっていましたが)今少し勢いが出てきたそうです。特に北海道。
外科の先生が、手術は患者さんの体を大きく傷つけるので、カテーテルで小さな傷ですむのであればそちらを選ばれるそう。
ですからやりがいも感じ、可能性も大きい領域だと感じるそうです。
カテーテルという細い形のついた管、適切な形を選び、それを標的の血管にきちんと入れる事ができるかどうか・・が腕の見せ所。そこで勝負が決まるそうです。
カテーテルの操作そのものは人によっての違いはさほどないそうですが、空間認識能力が関係していて、非常に必要なものとおっしゃっていました。

英語を楽しみながら具体例1(Chris Knoepfler編) [varied experts]

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日本の英語学習、非公式学習、今回は英語を楽しみながら学ぶ具体例を教えていただきました。
本当にたくさんのツールがあるので、あくまでもガイドラインということで・・・。
今回はYouTubeとアプリについて。YouTubeも大きく分けて2タイプ。一つは日本人向けの英語学習のためのツール。
例えば、Hapa英会話:日米ハーフがお届けするページ。Podcastや動画コンテンツから文化情報を含めた内容まで実践的な英語をわかりやすく学ぶことができるそう。
Atsueigo:日本生まれ日本育ち。大学受験勉強をきっかけに本格的に英語学習を開始。ネイティブとのインタビューもあり。
Rupa sensei:彼はオーストラリア・メルボルン出身の「英語の先生・インスタグラマー」でありユーチューバー(YouTuber)。映画の1シーンの説明なども。
サマー先生:アメリカ出身の英会話講師。発音を丁寧に説明している。リスニング問題もあり。
そして、もう一つは一般的なものから・・・
VOGUE 73 Questions: VOGUEが著名人たちに聞く、好きなものや嫌いなもの、そして自分自身について-73の質問。
TED:Technology、Education、Designの著名人が様々な講演を聞くことができる。
どうしても英語は早くて何を言っているのかわからないという方も多いと思います。そんな時は字幕をつけたり、速度を変えたりして使うことができるそう。
また、携帯のアプリは・・・Tandem、Hello Talk。第一歩を踏み出す勇気があれば、世界中にお友達ができるかも・・・
Duolingo、Hamaru、Mikanといった英語学習向けのものもあるそうです。
とにかくたくさんの情報があふれているので、自分で色々調べてみて、自分にあうものを見つけるのが良いとおっしゃっていました。
教えていただいたのはあくまでも一例ですので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。

2022.0617 O.A 「蚊とカヌーシーズン!」 [varied stories]

上村知弘さん(フォトグラファー&ガイド)
http://www.tntnaturecon.com/

夏の始まりです。花々も咲き乱れ、蚊も出てきました。ユーコンの蚊は何十種類もいるそうです。最初に出てくる大きな蚊は動くのが遅いので、
すぐに捕まえることができるそうですが、今時期の蚊は小型化して動きも早いそう。蚊取り線香的なものはユーコンにはないみたいです。
「やっぱり手で叩くのが一番!」と上村氏。ひたすら叩くそう。それと焚き火。
どうやら蚊は煙が嫌いみたいで、カヌーの時にもすぐに焚き火をするとおっしゃっていました。
ご飯を食べたり、釣りをする時にも焚き火のそばで・・・。そこには蚊はやってこないそう。
そのカヌーですが、6月から8月が最盛期。すでに遊びで川下りをなさったそうです。今まではツアーでやっていたので、遊びでのカヌーは不思議な気分だったと。
ただ、まだ水は冷たいので、ドイツからカヌーを楽しみにきた人たちは万が一の時のためにドライスーツを着ていたとおっしゃっていました。
今年は水量が多いという予想が出ているそう。雪が多かったとおっしゃっていましたが、それが関係しているみたいです。
水量が多いと、川の流れも早くなるので危険が増すそうです。すでに湖の水が溢れたりしているところもあるとか・・・。
ところで、今回大きな事件があったそうで、奥さんのタミーがバンクーバーからの帰り、23:30頃、あと1時間半くらいで家に着きそうなところで
ムースを車でひいてしまったそう。彼女は大丈夫だったそうですが、ムースは足を引きずりながら森へ消えていき、車はボコボコに。
ハイウエイに出てきた500kgくらいありそうな大きなオスのムース。世界最大のシカ。
とりあえず車は動いたので、そのまま帰ってきたそうですが、不幸中の幸いと言えるのかもしれません。
※写真は上村知弘氏からお借りしました。
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2022.0623 O.A 邦楽 [chord 5]

・SHOW / SUGAR BABE
・DOWN TOWN / SUGAR BABE
・パレード / SUGAR BABE
・4:00A.M. / 大貫妙子
・夏に恋する女たち / 大貫妙子
・突然の贈りもの / 大貫妙子
~今回は邦楽一般。SUGAR BABE&大貫妙子歌特集です。
セレクトは村田氏。今回の出演は、村田氏&midoriでお送りします。

日本系サケ稚魚の大冒険(黒田 寛編) [fun science]

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春に放流されたサケ稚魚達、今、どこで?何をしているのでしょう?
夏も始まろうかというこの時期、今年の春に本州や北海道の川を下って海に入ったサケの稚魚は、今、オホーツク海を目指して頑張って泳いでいると考えられています。
サケ稚魚が川に放流されると、これに加えて、自然産卵した卵から生まれた自然魚の稚魚が加わり、川を下り、海に入ります。まずは、海と陸の境界付近の極沿岸いわゆる「なぎさ帯」で生活するようになります。その後、海に慣れてくると沿岸近くを泳ぎ始めるようです。沿岸で見つかる稚魚は海面水温が5~13℃に分布することが多いので、これがサケ稚魚の適水温と考えられています。海面水温が13℃を越えるタイミングが、サケ稚魚が沿岸を離れるタイミングと考えられています。
さて、日本系の全てのサケ稚魚はオホーツク海を目指して泳ぐと考えられていますが、オホーツク海方面に「一方向に」泳ぎ続けるわけではないそうです。
興味深いのは、例えば、釧路川などから放流されたサケ稚魚は、一旦、襟裳岬の西側に移動する稚魚もいて、その後、再び道東周辺に戻ってくる稚魚もいるようです。
さて、海面水温が13℃を越える初夏には、サケ稚魚が北海道沿岸から一斉にいなくなります。オホーツク海を目指して泳いでいると考えられているわけですが、
なぜそのように考えられているのでしょう?9~10月にオホーツク海の真ん中付近で調査をすると、日本とロシアの川を下ったサケが集合していることがわかっています。
しかも、北海道だけではなく本州の様々な川を下ったサケ稚魚が夏のオホーツク海に集合します。
では、なぜ、オホーツク海に色々な出生をもったサケ稚魚が集合していることがわかったのでしょうか?
当然、サケ稚魚は、どの川出身という名札は付けていません。しかし、サケ孵化場では、耳石温度標識をつかい、サケ稚魚の耳石にバーコードをつけています。
短期間に水温を変えて稚魚を飼うと、それが耳石に輪紋として刻まれ、孵化場毎に異なる耳石温度標識をつけると、どこの川で放流した稚魚であるかが同定できるそう。
ということで、サケ稚魚は、今、まさにオホーツク海を目指して頑張っているのです。まさにオホーツク海に全員集合!!の状態ですね。
※写真は黒田寛氏にお借りした資料です。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/66KsPaC9Kre1XRf33ps6sD

釧路湿原に生息する両生類にとっての大きな脅威(照井 滋晴編) [nature treasure]

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4.jpg釧路湿原周辺には4種類の両棲類が生息しています。
キタサンショウウオ、エゾサンショウウオの2種類のサンショウウオと、エゾアカガエル、ニホンアマガエルの
2種類のカエル。 これらはすべてが在来種。
実は4月末に外来カエル類のうちの1種と思われるアズマヒキガエルの卵が釧路湿原で見つかってしまったのです。
見つけたのは、釧路市が実施する環境調査を請け負っていた調査会社の方。照井氏は連絡を受け、一大事だということで
現地に行きその卵を見せてもらい愕然としたのです。
ヒキガエルの卵は、エゾアカガエルのように無数の卵が集まった塊ではなく、一本のひものような袋に多数の卵が入っていて簡単に見分ける事ができるそう。鳴き声も異なり繁殖期のみ「クックッ・・・」と小さい声で鳴くそうです。
このヒキガエルの1番の特徴は身を守るために毒を持っていること。毒を持っていることで捕食者が少なく、
もともとヒキガエルのような毒をもったカエルがいない北海道では捕食者がいないのです。
さらに、幼生の頃から毒を持っているのもやっかいなのです。 ヒキガエルというカエルは非常に泳ぐ能力がほとんどない未熟な状態で卵から孵化します。
殆ど泳がない幼生は、他の水生生物にするとよい獲物。 当然、サンショウウオの幼生やカエルのおたまじゃくしは食いつきます。すると食べた側が死んでしまうのです。
エゾサンショウウオやエゾアカガエルの幼生がヒキガエルのおたまじゃくしを食べるとどうなるのかという実験が北大の研究者によって実施されているそうです。
それによると両方とも高確率で死亡することがわかっていると。 つまり同じ池でこれらの幼生が一緒にいると、在来種であるエゾサンショウウオやエゾアカガエルが
絶滅してしまう危険性があるという事。 ヒキガエルはたべられる側としても食べる側としても非常にやっかいなカエルなのです。
「もし釧路湿原で見慣れないカエルを見つけたという方がいましたら、私のところでも、釧路市等の自治体、北海道、環境省でも構いませんのですぐにご一報いただければと思います。 外来種の対策は、いち早く実施しないと手遅れになることが非常に多いのです。まだ目立たないうちに対策をしないと釧路湿原の生態系がめちゃくちゃに
なってしまいかねません。今年の春に卵が見つかりさらに受精していたという事は少なくとも雌雄が揃っているという事。来年も産卵に現れる可能性が高いと思います。
早いうちに駆除をしてキタサンショウウオなどを守っていければと思っています。」
※写真は照井滋晴氏からお借りしました。
※音声はこちら・・・https://open.spotify.com/episode/4KzV2XXp1uJLQzj9TzbfLu