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how to enjoy museums [close to you <art編>]

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IMG_5473.jpg今回、北海道立近代美術館を3月で退職なさる五十嵐氏に、「近美攻略法」を伺いました。
人気の展覧会や展示室がたくさんあってどう観るのが良いのかな?と思ったことはありませんか?
ぜひ参考になさってくださいね。

近代美術館には2つ展示があり、1つはコレクション展。こちらは何も考えずふらっと出かけて欲しいと。
あまり混んでいないことが多いので、贅沢に気持ちよくゆったりと作品を楽しむことができるそう。
作品との出会いがあるので、それを楽しんで欲しいとおっしゃっていました。
一度見た作品も、時を経て、場所をかえ、鑑賞すると違った印象を受けるものです。
そしてもう1つは特別展。こちらはしっかり計画を練って欲しいと。
会期が分かれていたもするので、自分の見たい作品はいつなのかをチェックしてくださいね。
2024年度も素晴らしい特別展が開催されるそうです。まず、4月20日から「琳派×アニメ」展がスタート。世紀の大発見・尾形光琳の幻の名作「富士三壺図屏風」が上陸! 江戸時代から現代まで琳派に魅せられた絵師大集合し・・・琳派の世界に鉄腕アトム、リラックマ、初音ミクらが登場するそうです。
7月9日から国宝「鳥獣戯画」京都・高山寺の中興開祖 明恵上人。その生涯と教えをたどりつつ、同寺が伝承してきた国宝「鳥獣戯画」をはじめとする優れた絵画や彫刻・工芸・典籍文書等。現代まで続く高山寺の歩みを紹介。そして、9月21日から皇居の中にある皇室のお宝展が始まるそうです。どういうお宝があるのか気になりますよね。北海道初上陸というものが結構続くみたいです。
また、ミュージアムショップも忘れてはなりません。やはり人気のよう。常設のもの、特別展の時に出現するものもあるので、ぜひこちらも要チェック!!
「アーティストにはなかなかなれませんが・・絵を見ることは誰でもできます。まずは足を運んでみて〜。旅行や出張で、できた空き時間にその土地の博物館や美術館に足をのばして、ミュージアムショップを見たり、カフェでお茶するだけでも良いので楽しんでみてくださいね〜」
※尚、写真は北海道立近代美術館 五十嵐聡美氏からお借りしました。

2024.0327 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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土曜日の午後と日曜、祝祭日の医療体制がかわる・・と以前からお話しを伺っていましたが、具体的に8月からという数字が新聞に載っていたので、
お話しを伺いました。
現在は、内科・小児科が輪番制で行なっている土曜日の午後と休日等の二中の医療体制。それを維持することが難しくなってきたのです。
もちろん他の業界でも言われているスタッフ不足が大きくその背景にはあるそうですが、他にも開業医の高齢化、医療関係者の働き方改革等・・・。
50年以上も前から釧路ではこのような医療体制を行ってきたのですが、それも市民の方々の医療を守るために作られた釧路のルールだったのです。
私たち市民はそれが当たり前と思っていたのですが、様々な方の思いや努力等があってのことだったのです。それを忘れてはならないと感じました。
8月以降の件ですが、現在、住吉2丁目にある夜間急病センターに集約されるそうです。
「本当に具合の悪い方をトリアージする場所になると思います。急ぐ必要があるのか?ないのか?それを見極めるということ。今までのように休日しか病院にいけないから・・・とか、証明書が欲しいのでという方はお断りすることになるのだと思います。」
日中の診療は土曜日が午後2時から午後5時まで(現状より1時間早くなります。)
日曜・祝日は午前9時から午後5時まで。
「僕たちも人間なので、高齢の先生が休日診療で夜遅くまで診るということが続くとやはり人間なので疲弊するのです。」
先生が倒れてしまっては元も子もありません。
本来の意味、原点回帰と言われていましたが、本当に調子の悪い方、具合の悪い方を救うためにも必要なことだと思いました。