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月夜牡蠣と江戸前オイスター(中嶋 均編) [varied experts]

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今回は木更津と富津に牡蠣養殖の視察に行かれたお話しです。
木更津では干潟養殖を2018年から始めたそうです。ブランド名の「月夜牡蠣」は、潮の干満を月が引き起こすことから名付けたとか。
沖合に日本最大級の干潟の盤洲干潟に柱を立て、そこにケーブルを張り、カキの稚貝を入れたプラスチック製の籠をつるすのです。揺れて中でカキがぶつかり合うことで殻が厚く肉厚になり、見た目もきれいなカキに育つそうです。
そして、富津の「江戸前オイスター」こちらは、稚貝を集め、専用のかごに入れ、のり養殖場に吊るし、波の力でぶつかり合った牡蠣は小ぶりながら身入りのよい、肉厚のおいしいかきに育つそう。写真でもわかるようにとっても丸くて貝柱が大きいのです。月夜牡蠣に比べると塩味を感じるそうです。
さて、厚岸では4月28日(日)厚岸町生活改善センターで午後1時から牡蠣博士・酪農博士認定試験が開催されます。締め切りは4月17日(水)まで。
問題集を勉強すると大丈夫と中嶋氏はおっしゃっていました。この問題集が一冊1000円、受験料が各2000円。
問い合わせは0153-52-4574(NPO法人 厚岸ネットこれからの町を語る会事務局 西田氏まで)
「どなたでも受験できますので〜。牡蠣のこと、酪農のこと、これを知ってから牡蠣や乳製品を味わうとより美味しく感じますよ〜」とのことでした。
※写真は中嶋均氏からお借りしました。

2024.0322 O.A 「今シーズン厳冬期に撮影した・・・」 [varied stories]

逸見光寿さん(写真家)
https://coju.info/

暖冬で大苦戦したと逸見氏。場所を変え、見方を変え撮影にのぞみ、難しいながらも狙った被写体を捉えることができたそうです。
1:雪紋(大空町)
黒澤明監督最後の映画「夢」のロケ地になったオーヴェールの丘。風が強く、畑に積もった雪が雪紋となり、その上に地吹雪が・・・。
夕暮れの太陽の光がドラマティックな場面を演出。
2:日暈(浦幌町)
日暈とは、太陽に薄い雲がかかった時に、その周囲に光の輪が現れる大気光学現象のこと。ハロー現象とも呼ばれる。
新たな撮影地を求めて行った厚内漁港で遭遇した。
3:アイスバブル(根室市)
今年のアイスバブルは本当に撮るのが難しかったと逸見氏。長節湖のコンディションが良さそうなので出かけたが、雪がかぶっていた。
「諦めずに雪を掘っていると発見するコツを見つけたんです。結局、この場所は5回ほど通いました。わかさぎ釣りの人に何をしているのか質問されました。」
4:氷柱(浜中町)
厳冬期の涙岬がどんなものが見たくて出かけた。岬の先端に行く途中で、恐竜が口を開けたかのように見える氷柱を発見。
撮影しているはしから氷柱はどんどん崩れ落ち、その度に辺りには大きな音が響いた。
5:流氷(根室市)
根室の流氷の良いところは、オホーツクほど雪原にならないところ。堤防に打ち付ける波が凍り、流氷とあいまって最果て感が出せたと・・・。
※写真は逸見光寿氏からお借りしました。
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