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能との出会い(中西 紗織編) [varied experts]

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現在は北海道教育大学 釧路校で音楽学・音楽教育学等を教えていらっしゃるのですが、実は大学は津田塾大学で英文科卒業。
4年生の時に音楽をやっぱりやってみたい、研究したいということでその後芸大へ。
3歳からピアノを習い、6歳から能をなさっていたので、音楽との関わりは当たり前にそこにあったのだと思います。
6歳から親しんだ能、知れば知るほど奥が深く、その興味は現在まで続き、新たな発見も多々あるそうです。
「能は演劇。人間の如何しようも無い内面を描いていたりするのです。
人間はより良く生きたいと思うけれどうまく行かない。
この人のことが好きで好きで如何しようも無いけれど結ばれない。
合戦で大変な最期を遂げた、でもその想いがどこまでも残っている・・・等
時間をはるかに超えた世界が描かれている・・・。それをドラマにするんです。」
中西氏にとっての能とは、なくてはならないもの。そして、お稽古の時間は至福の時。
これからその能の世界をたっぷりとご紹介していただきます。

2021.0409 O.A 「初めまして!ゲストハウスやってます。」 [varied stories]

達川慶輔さん(ゲストハウスオーナー)
https://thegeek.jp/

今回初登場!!去年から塘路駅そば、釧路湿原を見下ろす素晴らしいロケーションでゲストハウスをスタート。そもそもは神奈川からの移住組です。
彼は高校、大学とスイスやアメリカでの留学経験があったり、コーヒーに非常に詳しかったり、フィンランドサウナを猛烈に勉強したり。
守備範囲がとても広く、何より道東の魅力にとりつかれたお一人。
ある意味よそ者目線で、私たちが気づかない道東の魅力も含めて伝えていただけると思います。
さて、そもそもゲストハウスとは?という意味からご紹介いただきました。
それぞれ皆さんがお持ちのイメージもあると思うのですが、彼の思う理想の形。
ここに住む方々の交流の場になったり、そこに道外や海外からの方が一緒になって話し合ったり、情報交換ができたり、新しい何かが生まれたり。
お聞きしているだけでワクワクしてきます。
ゲストハウスの名前が「THE GEEK」簡単にいうとオタクという意味。
インターネットが注目される様になると共に、コンピュータやインターネット技術に時間を費やし、深い知識を持っている人が「ギーク」と呼ばれる様になったと。
ですから熱い集まりになりそうな予感。実はお借りした写真の本棚に注目していただきたいのですが、ここには彼のgeek魂がギュッと凝縮される予定です。
まだ余裕のある本棚ですが、いつかここに収まらなくなる日がそう遅くないうちにやってくる様に感じるのは私だけでしょうか?(笑)
※写真は達川慶輔氏から一部お借りしました。
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2021.0408 O.A BAND [chord 5]

・Take It Easy / EAGLES
・Tequila Sunrise / EAGLES
・Desperado / EAGLES
・Lyin' Eyes / EAGLES
・Hotel California / EAGLES
~今回のバンド編、EAGLES 特集です。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

香りへの道&ダイダイ(野村 香編) [fun science]

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植物とその香りって知っているようで知らないことばかり。
野村氏が香りに興味をもったきっかけはリハビリ室で出会った男性からラベンダーの精油と冊子をもらったこと。
当時としてはアロマという概念も言葉も世の中で聞くことのなかった時代。
その男性とラベンダーのギャップがあまりにも強烈だったこととその香りがもたらす効能に興味を覚えたのです。
今回はダイダイがテーマ。2つのダイダイをスタジオにお持ちいただきました。
まるで香りが違う。精油になる元々の場所が違ったのです。一つは皮の部分。一つは葉の部分。
ダイダイの皮はリモネンという成分が含まれていて、リフレッシュ、体を温める、消化を促すという効能が・・・。
ダイダイの葉はプチグレンという名前。主な成分はリナロール、ゲラ二オール。
リラックス、鎮静、眠りが浅い人に効果があるそうです。
同じダイダイでも効能は逆。不思議ですね・・・。
これから知らない植物の世界、香りの世界を導いていただきます。

リニューアル前にお邪魔しました〜!(齋藤 慶輔編) [nature treasure]

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夏休みを目処にリニューアルオープンする野生生物保護センター。
今回はひと足・・・ふた足早くすでにリニューアルが終わった展示室をご紹介いただきました。
出迎えてくれるのはシマフクロウがオショロコマを捕まえたところのジオラマ。シマフクロウは剥製です。
そこから彼らが何を食べているのか・・・海から川へ移動しての魚たちの様子も。
慶輔獣医が翼を広げている写真がありますが、これは野生動物画家の岡田宗徳氏が描いたシマフクロウが羽を広げた細密画。隣にはタンチョウも。
大きな大きなオジロワシの巣も。実際にはもっと大きいみたいです。その様子も実際の映像で確認できます。
そして奥に進むと、事故の症例がたくさん。実際のデータや鉛弾に関する資料も。
そして・・・シマフクロウのちびに再会できました。生まれつき脳に障害を持ち、自然復帰できないため
猛禽類医学研究所で自然と人を結ぶ親善大使として活躍していたちび。
これからもそこにいて皆を見守っていてくれる。スタッフのちびへの想いを痛いほど感じました。
そして・・・そして何やら怪しいトンネルが。ここは実は癒しの空間でした。でもこんな鳥たちが私たちの近くに存在することを教えてくれます。
他にも細部にわたり、こだわりが詰まっています。ただの展示に終わらない、環境治療につながるストーリーがそこで感じ、知ることができる。
オープンはもう少し後ですが、ぜひオープンした暁には足を運んでみてくださいね。


fhe light received by the tree [close to you <art編>]

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ずっと木と対話する作家とご紹介してきた藤原千也氏。
今までにシナ・ニレ・セン・カツラ・エゾアカマツ・ケヤキ・ポプラ等様々な木と向き合ってきました。
彼の作品はオブジェと簡単に一言で言えるものとは違う感じがします。
大きな木に抱かれながら作品作りに没頭する姿は作家というよりも、
もしかすると木に取り憑かれたといった表現が妥当なのかもしれないと感じる私がそこにいました。
木は種類によって全て違うそう。
硬さや柔らかさ、繊維の強さ、粘り強さ、割れ方、その違いが魅力と。
今回ポプラの木をメインに使ったそうですが、
「ポプラって水がそのまま固まった様な感じがするんです。潜るとか泳ぐとか、流れているとか・・・
そんな川や海にいる感じがしました。生きている感覚・・とても不思議な感じがしました。」
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今回の展示はポプラをメインに他の木々を接合してあるそう。
今までは自然の木がそのまま倒れている感じの展示だったのですが、今回はあえて枝等があり、
ご自身が感じている木を作りたいとのことで、生命そのものを表現なさったのかもしれません。
「ご覧になった方の反応がたくさんあり、声をあげて感嘆なさっていたり、
生と死を感じて涙ぐまれている方もいたり・・・。」
実は木はもちろんですが、その木が受けてきた光、
その光を見て欲しいとのこと。
体験して欲しい。体で感じて欲しいとおっしゃっていた意味がお話しをお聞きして理解できた様な感じがしました。

※尚、写真は藤原千也氏からお借りしました。
(藤原千也氏が出品している札幌美術展 アフターダークは4/10まで札幌 芸術の森美術館で開催中)

2021.0407 O.A 杉元内科医院 院長 杉元重治氏 [close to you <dr.編>]

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新型コロナウイルスワクチンに関する釧路の現状をお聞きしました。釧路市内では釧路労災病院の医療従事者からスタートし、感染担当病院(市立釧路総合病院、釧路赤十字病院、孝仁会記念病院、釧路協立病院、釧路三慈会病院)の病院のスタッフの方は次々と接種している状況。開業医やその従事者、介護スタッフの方はまだとのこと。ワクチン自体は市内に届いているので、間も無く調整が済んだら随時接種という段階まではきているのかな?とおっしゃっていました。4月5日の収録段階では、具体的な日程はまだとの事でした。医療従事者が終わったら65歳以上の方・・となっているのですが、実は管轄が違うそう。医療従事者や介護従事者は北海道。一般の住民の方は自治体の管轄になるそう。そこで接種時期が重なる部分があるのでは?という懸念があり、その調整も進んでいる最中とのこと。
最近はよく外来で「ワクチンを受けた方が良いですか?」という質問が多いそう。「色々資料を見たり、実際接種なさった先生方のお話をお聞きすると、当初から言われていた痛みや発熱とかはあるかな?といった感じもしますが、厚生労働省が出している接種基準で見ると、僕の解釈の中では高度なアレルギー反応、例えば食べ物をとってすぐ蕁麻疹が出るとか、息苦しくなるとかがなかったり、かつてインフルエンザのワクチンや肺炎球菌ワクチンでアレルギー反応(即時型)がなければ、大抵の方は接種しても良いのでは?と思っています。」最近気になる変異株。「情報はネット上でしかわからないのですが、感染力は強いかな?といった感じはしますね。重症化しやすいのでは?という懸念はありますが、実際それがどのくらいの割合で増えて行くのかがわからないので、今の段階ではなんとも言えないですね。」と。ワクチンに関しては、新聞報道では4月下旬くらいに一般65歳以上の方の分が1000人分くると言われていますが、多分1回分しか来ないと思うと。2回目はどうする?という話もあり、実際釧路市には65歳以上の方が56000人位いらっしゃいます。1000/56000ですから、本当に少ししかこないというのがわかると思います。ですから1回目が行き渡るのにどの位の日数がかかり、2回目を皆が果たして打ち切ることができるのかどうかはまだ不透明なところがあるというのが現実の様です。
マスク・手洗い・ソーシャルディスタンス・多人数での会食等は徹底すべきであり、その皆で気をつけ合う事、心配りが全体の感染予防になるとおっしゃっていました。

釧路市中心部整備のこと(坂本 和之編) [varied experts]

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北海道新聞報道部長のお話し。今回はJR釧路駅の高架化に伴う市の中心部整備の計画について。
残念ながら現在の釧路駅周辺は活気が感じられません。釧路駅に降り立った方が駅前の光景をご覧になって・・・どう思われるでしょう。
さて、この計画、ざっくりとご説明いただきました。街を南北に分断しているJRを高架にして、南北の一体化を図ると共に、駅前の整備を進めて活気を取り戻そうと。
いわゆる釧路都心部まちづくり計画です。市議会では駅周辺を対象とした整備事業の概算は168億円に上ると説明されました。
北大通の方はまだ試算ができていないそうで、この168億円のうち、市の負担は56億円になるそう。
景気の低迷が続いて税収も落ち込んでいる中でかなり大きな負担と思われます。それだけに慎重な検討が必要になると。
そこで、市民の皆さんの考えを参考にしようと、1ヶ月にわたり意見公募をしました。125件の意見が寄せられたそうですが、実は人数にして40人。
1人の方が複数意見を述べられたということになります。この数字が多いのか少ないのか・・・。
これから釧路市を担っていく若い人たちからの意見も聞きたいところですねと部長。
6月頃から市民との意見交換会を開催する予定とのことですから、多くの方に参加してもらいたいですね。
子供からお年寄りまで、男性も女性も誰もがすみやすいまちづくりについて、市民全員で考えるきっかけにしていければ良いのでは?とおっしゃっていました。

2021.0402 O.A 「あれ?ガタガタ??安全点検したよ〜」 [varied stories]

上村知弘さん(フォトグラファー&ガイド)
http://www.tntnaturecon.com/

まだまだしっかりと旅行ができない今、在住のユーコン準州内での移動ができるということで、プチ旅行に出かたのですが。。。
プチとはいっても車で北へ530km。ゴールドラッシュで賑わったドーソンへ行く計画をたてました。
やはりしっかりと出る前には安全点検をして、それ相当の金額も払い・・・いざ出発!!300kmを過ぎたあたりで車が揺れ始め、ガリガリという異音が・・・。
結果的にはドライブシャフトが落ちたみたいです。「ここでは携帯がつながるかどうかが鍵なんです。」
信号がなく、1本道をただひたすら走るのみ。ドーソンまでに街は3つ。
携帯の電波が1本やっと立っていたので、なんとか繋がったそう。色々あってレッカーが到着し、ドーソンの街に到着したのが金曜の深夜。
レッカーを待つまでの間、2~3時間の間に5台ほどの車が通過し、皆優しく声をかけてくれたそうです。
水はあるのか?食料はあるのか?等々。向こうでは冬に車が故障すると死活問題です。
ドーソンには犬ぞりのレースがあるので見たいと思って出かけたのですが、結局車があってもコロナ禍で見ることはできないと当日知り、
月曜の朝にやっと車の仮修理を終え、「80キロ以下で走ってくださいね。そうしないとまた落ちるかもしれませんよ。」と言われ、また来た道を慎重に戻ったそうです。
「いや〜わかってはいたつもりですが、やはり不便だなと思いました。
サービスの質も量も足りないし。でも人の心は優しくて、改めてユーコンに住んでいると実感しました。」
最近、海外の日本人ガイドの方がオンラインツアーをなさっています。上村氏も4月10日に1回目を開催するそう。
今回はゲルからの中継の様ですが、気になる方、彼のhpをチェックしてくださいね。
※写真は上村知弘氏からお借りしました。
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