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Animal portrait [close to you <art編>]

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とても緻密、写真?でも違う・・・まるで動物の肖像画みたい。
それが作品を拝見しての感想です。そんな作品を制作なさっている釧路在住の油彩画家、羊氏をご紹介。
小さい頃から手先を動かすことがお好きだったそうで、一番最初に描いたものが魚だったそう。
小学生の頃に牛を描き始め、それから馬、羊と様々な動物を描くことに楽しみを覚えました。
作風はずっと一緒とのことで、とにかく深みがあるのにサラッと描いている様にも見える不思議な作品です。
実は何度も何度も描き重ねています。色を深めるため、作品の奥行きがグッと違って見えてくるのです。動物の中でも類人猿等は苦手とのことで、モフモフした毛の多い人懐っこい動物がお好きとのこと。動物園に行っては寄ってきて懐く感じの個体に惹かれるそう。
「よし描くか・・」という気持ちになるそうです。
キャンバスに描く行為は自分と対峙する時間が多いので、もしかするとご自身を動物の目を通して描いているのかもしれません。
以前は1個体に集中して描いたそうですが、最近は群れや2匹以上のものを描くことも。
それは個体では表現できない空気感も面白いと感じたから。
確かに群れの形の面白さもあります。今後は美術の先生と一緒に作品展を開催できたら。。。とおっしゃっていましたが、近い将来そんな日が来ることを私も楽しみに待ちたいと思いました。
油彩で表現する奥深さをあらためて感じさせてくれた作品に出会った感じがしました。
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※なお、写真は羊氏が展覧会をなさった時のパンフレットを転写させていただきました。

2021.0414 O.A 市立釧路総合病院 泌尿器科 森田研氏 [close to you <dr.編>]

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今回は外来でよく聞かれる質問について。やはりコロナウイルスのワクチンについてが多いそう。それぞれ皆身体の状態が同じではないので、説明をすると長くなってしまうそうですが、「自分が接種した方が良いのでしょうか?」という質問をよく受けるそうです。「リスクの高い方こそ受けた方が良いと思うのですが、自分は受けない方が良いと思われる方も多いみたいです。よりコロナに対抗するためにも摂取したほうが良いと思うのですが・・・。ですから高齢者からというのも頷けますよね。」
ご自身の感想は、泌尿器科は50代が多いそうで、発熱はなく、倦怠感と筋肉痛はあったそう。1回目よりも2回目の摂取の方が副反応は出る確率が高い感じです・・と。
続いて、泌尿器科外来でよく聞かれる質問について。「尿が泡立つのは何か異常がある?」落下する高さに影響が大きいと思われると。タンパク尿の強い場合に泡が多くなるということではないそうです。その因子が多すぎて実際に腎臓が悪い方の尿を見てもすごくタンパク尿が出ている方の尿をみることもあるそうですが、泡立つのが強いというわけではないそう。例えばそれがきっかけになって病気が見つかる方がいるかもしれないですが、その逆は言えないと。病気があるから必ず泡立つとは言えないということの様です。「尿の匂いについて。」匂いは難しいそう。一方で尿の匂いで本人の持っているガンを診断しようと真剣に研究している方々もいらっしゃるそう。匂いはちゃんと調べるとその様にできる可能性はあると。ただ、個人の好き嫌いの匂いで病気があると言い切るのは言い過ぎだと思うともおっしゃっていました。
「尿管結石と胆石は違う?」胆石の痛みと尿管結石の場所が右側の場合は似ているので、どちらでも痛くなる可能性はあるそうですが、場所は全然違い、治療法も全く違うそうです。痛い時に尿に血液が混じると尿管結石。「カルシウムをとり過ぎると結石になる?」これも難しいそうですが、実は違うのではないかというのが今通説になってきているそう。ただ、人間は余分に取りすぎると捨てる構造になっています。捨てる先が尿に行くので、尋常ではない量をとると尿に捨てるカルシウムが増えて石ができやすくなる可能性はあるそうです。「水分はたくさん飲んだ方が良いの?」通常は体重×25で計算をしてmlで。例えば50kgだと1250mlという具合。ただ、心臓が悪い方や血液サラサラ薬を飲んでいる方は少々多めにとの事です。そこで先生は「尿が黄色くなったらコップいっぱいのお水を飲んで」とおっしゃっているそうです。