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2021.0701 O.A BAND [chord 5]

・Planet Earth / Duran Duran
・Is There Something I Should Know? / Duran Duran
・The Reflex / Duran Duran
・A View to a Kill / Duran Duran
・Notorious / Duran Duran
~今回のバンド編、今夜はDuran Duran 特集です。
セレクトはもちろん河口氏。今回の出演は、河口氏&midoriでお送りします。

EO DASHBOARD HACKATHON(中山 雅茂編) [fun science]

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EO=Earth Observing:地球観測、 DASHBOARDは自動車の計器盤を意味するのですが、ITの分野では複数の情報やデータを集め、
それらを集約して一覧表示する画面のことやその様なソフトウエアのことをいうそうです。
そしてHACKTHONはhack(ハック)とmarathon(マラソン)の造語だそう。
hackにはコンピューターシステムに不法侵入することやデータを盗むという意味があるのですが、他にはプログラミングに取り組むという意味もあるそうです。
プログラマーやデザイナー等がチームを作り、いくつかの参加チームがマラソンの様に数時間や数日間の決められた時間内でプログラミングに集中して取り組むことで
アイディアやその成果を競い合う、開発イベントのことをハッカソンと呼ぶのです。
去年と今年は「新型コロナウイルス 感染症に関わる地球観測衛星データを利用したハッカソン」というテーマでイベントが行われているそう。
JAXAやNASA、 ESAと協力し、新型コロナウイルス 感染症に関するバーチャルハッカソンが6月23~29日まで開催されました。
昨年の成果はすでにWEB上で公開されています。衛星画像と新型コロナウイルス ってどう結びつくのでしょう?気になります。
例えば、新型コロナウイルス 感染症によってロックダウンを行なった街の大気の状態の変化、海の水質に変化はあるのか?
地球上の夜の明かりに着目したり、車やコンテナ船、農業関係では生産エリアや生産面積の変化や収穫量などについて。
今まで考えたのことのない世界が広がる感じがします。「この様な取り組みが行われる理由を考えると、また違った世界が見えるかもしれませんね。」と中山氏。
※なお、写真は中山雅茂氏にお借りした資料です。
・JAXAプレスリリース・・・https://www.jaxa.jp/press/2021/05/20210521-1_j.html
・公開されている「EO DASHBOARD HACKATHON」・・・https://eodashboard.org/

オンネトーの水の色の謎(尾山 洋一編) [nature treasure]

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4中国の九寨溝.jpg今回はオンネトーの水の色に迫ります。
どうしてあんなに綺麗な色に見えるのか?不思議に思っている方も多いと思います。
その研究をなさった尾山氏ですが、まずは先行研究として美瑛町の「青い池」を調査しました。
青い池は、澄んだ青というよりも白っぽい青色をしていますね。
この色の謎はコロイドという微粒子にあるそう。
コロイドとは0.1~0.001マイクロメートルの微粒子が水の中で分散した状態のものをさします。
コロイドのうち、直径が0.1~0.45マイクロメートルの微粒子は水の分子と同じく青い色を強く散乱する性質を持つそう。
この散乱をレイリー散乱といい、空の色が青く見える原因にもなっています。
一方、コロイドが0.45マイクロメートルとやや大きくなったものは太陽の全ての色を散乱させるので白っぽく見えるという次第。この散乱はミー散乱といい、牛乳が白く見える原因にもなっています。
青い池はコロイド粒子の大きさによってレイリー散乱とミー散乱を起こすので白っぽい青色に見えるそうです。
ところで、オンネトーは?実はオンネトーの水には特別な成分は含まれていなかったそう。そこでデータを見直したところ水深によって色が違うことに気づきました。
オンネトーの湖底が白っぽい黄色っぽい色をしています。どうやらこれが関係しているそう。
オンネトーの色は水深が浅いと湖底の黄色と水色が混じって緑色に見え、
水深が深いと湖底に光が届きにくいので、水の色だけが卓越して青色に見える事が分かったそうです。
※写真は尾山洋一氏からお借りしました。最後の一枚は中国の九寨溝で撮影なさったものです。