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2021.0715 O.A 洋楽 [chord 5]

・Bring It On / SEAL
・Prayer For The Dying / SEAL
・Fast Changes / SEAL
・Kiss From A Rose / SEAL
・Human Being / SEAL
~今回の洋楽編、SEAL 特集です。
セレクトはToshi氏。今回の出演は、Toshi氏&midoriでお送りします。

砂岩脈とチャートの妙(境 智洋編) [fun science]

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昆布森から伏古、そして幌内(ポロナイ)。
おそらくテンネル層が出ていて、3900万年くらい前の礫岩層。この辺り一体が河口域。河口に上流からの礫を貯めていった場所になると思うと境氏。
テンネル層の特徴で中に凝灰岩が入っているのが見える。それが流れてきたか降り積もったか。
ここで復習。道東の海岸線で一番古いと言われているのが汐見層。今から6000~6500万年前。白亜紀と第三紀の境目あたりが汐見層のあたりから始まる。
その汐見層の上が別保層、それから春採層。その上がテンネル層。ここは礫岩が主体となる。この辺りはテンネル層が厚い。
もしかすると化石が入っているかもしれない・・・なんて!!。
すぐに現れたのが珪化木。そして葉の化石。しっかり模様が見える。
テンネルの特徴として珪化木、植物の化石、そして赤いろのチャートが入り込む。
釧路川の東側の海岸は赤い砂浜。その元となるのが赤のチャート。
そしてここには砂岩脈が見える。とても変わった形をしているものが一つ。
亀裂が生じて砂が入り込む。過去に大きな地殻の変動があったか?それは想像するしかないのかな?

イシイルカのこと(笹森 琴絵編) [nature treasure]

1イシイルカとシャチ 撮影 笹森琴絵).jpg 2イシの赤ちゃん 笹森.jpg 3波しぶきをあげるイシイルカたち@釧路 笹森.jpg 4イシ型イシ @噴火湾 笹森.jpg
笹森氏が海の暴走族と呼ぶ「イシイルカ」について。
北太平洋の固有種で冷水域に分布しています。ですから北海道大好きなわけです。実はイシイルカ2タイプいるそう。
イシイルカ型とリクゼンイルカ型。リクゼンイルカ型は北日本の太平洋側からオホーツク海の中央部のみ。イシイルカ型は分布域全域。
例えば噴火湾や羅臼沿岸では主にイシイルカ型が主。そして釧路沖には両タイプともに来遊し、さらに混合群もいるそうです。
2タイプとも体長は2m前後。腹部は白、他は黒に近いダークグレー。ただ、リクゼン型イルカの方が白い範囲が大きいそうですが、船の上からは見分けるのは厳しそう。
海面ギリギリを白い波しぶきを上げて猛スピードで不規則ジグザグに泳ぐ姿はまさに・・海の暴走族?!
連続して上がるV字型、あるいはカーテン状に広がるしぶきがあまりに目立つので見つけやすい、もしくは見つかってしまいやすいのだとか。
一方で休んでいる様な時は静かにプカプカ。。。小さい黒い背びれと背中で海の色と似ていて見つけにくいそう。
人間から見ると、用心深さも大胆さも好奇心も適度。行動は気まぐれで奔放って感じがするとおっしゃっていました。
広々とした大海原を舞台に、水しぶきを大らかに派手に上げている暴走族みたいな彼らを見るたび、彼らこそ、まさに野生動物だといつも思うんですよね。。。」
※写真は笹森琴絵氏からお借りしました。