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place the virtual world in reality [close to you <art編>]

「空想する世界をARで現実世界に配置して鑑賞する」という授業にお邪魔しました。
今だからできる授業。生徒たちも相当頭を悩ませたみたいです。自分の理想や夢、とことん自由な世界を思い描くことがまず難しいと私は感じました。
自分の頭の中で描く世界を実際に自分の手でおこし、どこに配置すると面白いか、よりピッタリハマるのかを考えて写真や動画にする。
そしてアプリケーションを使って現実のものと仮想世界を一体化する。
面白いアイディアがたくさん出たみたいです。例えば、たくさん色々なものを食べたいからと胃袋を描いたり、また、ドアを描いてその向こうの世界を表現したり・・・。
時計にまつわるものが多いように感じました。きっとそれだけ時間に追われる日々を過ごしているのかな?なんて思ったりもしました。
そして他の人の作品も鑑賞することによって人が考える自分の世界もあらためて発見したり。新しい気づきがあったり。とても面白い授業だと思いました。
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規制や自由がきかない今の時代、頭の中をフリーにすることは誰にでもできることです。
大人になればなるほど、既成概念にとらわれてしまいがちです。
もっと自由に発想することは、おそらく現実の世界においても違った視点を与えてくれるのでは?と思った時間でした。
8年生を代表して3人の生徒さん(米谷さん、根上さん、塚原さん)と美術教諭の更科結希氏にインタビューさせていただきました。
最後にインタビューに応えてくれた3人の作品を・・・
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米谷さんは時間のない世界を、根上さんは時間が長い世界&無限にお金が出てくる貯金箱を、そして塚原さんはコロナウイルスを退治する世界を表現なさったそうです。

2021.0707 O.A おかだ歯科 院長 岡田実継氏~1~ [close to you <dr.編>]

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小学校3年生の時の大好きな先生から大きくなったら歯科医になったら・・という言葉を胸にこの道に進まれたそう。その後高校まで文通をなさっていたそうで。
でも実際に歯科医になったことはその先生はご存知ないそうです。北海道大学の歯学部口腔外科に入局し、岩見沢労災病院、釧路赤十字病院で勤務し、
おかだ歯科を開院なさったのが今から25年前のこと。お母様が脳血管疾患を患ったことをきっかけに介護にも関心を持たれ、介護支援専門員の資格も取得なさったのです。
現在、力を入れていることは、「フッ化物洗口」。新型コロナウイルス感染症蔓延下で教育委員会、歯科医師会、薬剤師会で取り組んできた市内小学校で取り組んでいた市内小学校でのフッ化物洗口が中止となり、自宅で取り組んでもらえることがないかと模索なさってきたそうです。
そこで、市内の小学生に家庭でできるフッ化物洗口のサンプルを7000個配布。ホームケアの重要性とお口の健康を再認識してもらうきっかけになればと思ったそうです。
他地域でも実際にその効果は出てきてるそうで、釧路での効果も期待できそうです。
他には訪問診療にもだいぶ前から取り組まれています。月に100人以上は診ていらっしゃるそう。口腔ケアについて大事だということはよく言われています。
なるべく誤嚥性肺炎を防ぎたいということで始められたと。訪問歯科診療も色々あり、入れ歯だけを治すとか、抜歯をするとか、飲み込みをみてほしいとか。
これからもレベルアップをしたいと考えていらっしゃいます。
さて、今はまっていることについてもお聞きしました。元々は旅行や温泉巡りがお好きとのこと。でもなかなかできない現在、音楽を楽しむ時間が増えたそう。
リクエストにいただいた藤井風やヒデダン等々。好きな曲を聴いているうちにご自身でも演奏したいと思うようになったそうで、最近キーボードを購入なさったそうです。実は小学校2年生から中学校2年までピアノを習っていたそうで、ゆくゆくは弾き語りができたらとおっしゃっていました。