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nothing beats this. [close to you <art編>]

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2021.0622に開催された 北海道高等学校文化連盟釧根支部 美術展・研究大会にお邪魔しました。
コロナ禍で去年実施することができず、さらに今年も延期か中止か・・となったそうですが、
生徒たちに生の作品を鑑賞する機会を与えたいとやっと開催することができたとおっしゃっていました。
会場には去年受賞した生徒の作品とその発表者。そして釧路・根室地区の美術部の生徒たちが。
発表する以外の生徒は自分の気になる作品を選び、その作品の前に座り、制作者の意図や思いを聞く。
発表する側、聞く側ともに真剣で、まさに生きている授業という感じがしました。
先生も普段は見ることのできない生徒の表情に実現して良かったと思われたそう。
去年はweb上での発表を行ったそうですが、
「先生!やっぱり作品はナマモノです。私たち直に見たいです。」という声を生徒からあがったそう。
その様な意味からも今回の開催は意義深いものだったと思います。
私も会場で生徒同士のやりとりを聞かせていただきましたが、熱くて真剣な生徒たちの今の声を聞くことができました。
来年はどの様な形になるのかはまだわかりませんが、いろいろな形で模索する先生の姿、それに応える生徒たちの姿に微笑ましく頼もしさを感じた時間でした。
なお、今回は釧路北陽高等学校 美術部顧問 竹本万亀氏にお話しを伺った模様をお送りしました。

2021.0707 O.A おかだ歯科 院長 岡田実継氏~2~ [close to you <dr.編>]

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いまは、口腔ケアはとても大事と思っている方が多いと思います。歯と全身疾患の関わりは1996年くらいから言われ始めたそうです。
「もともと糖尿病と歯周病は深い関わりがあると言われていました。糖尿病になると歯茎が弱りやすい。第6番目の合併症と言われているんです。最近は歯周病が進むと糖尿病も悪化するというデータも出てきています。だから双方向に影響するということ。」でも歯周病を予防するのはなかなか難しいそう。歯周病は歯周病菌が原因。
40歳前後をさかいに40歳より前は虫歯で歯を抜く確率が高く、それ以降は歯周病で歯を抜かざるを得ない確率が高くなるそうです。
症状は歯茎から血が出る、グラグラする、歯茎が腫れる、口臭がひどい等。
セルフケアするのがなかなか難しい場所もあるので、定期的に歯科医医院に行って歯石を取ったり、歯のクリーニングをすることが望ましいそう。
次に口腔ケアと心臓病、早産・低体重児出産にも関わっている話しもあるそうです。ですから口腔ケアはとても大事ということなのです。
続いて嚥下関連のお話しです。ケアマネージャーの資格を取得した時に色々な職種の方と知り合い、今までわからなかった世界が一気に広がり、勉強したいと思われたそうです。そこで2012年に医師、歯科医師、薬剤師、看護師、言語聴覚士等のリハビリ職種、栄養士、介護職等の多職種の有志が集い「釧路摂食嚥下研究会」を立ち上げたそう。嚥下障害は年齢を重ねるとともに飲み込む力が弱くなったり、唾液が少なくなったり、背中が丸くなり姿勢が悪くなることによっても起こるそうです。また、認知症で食べ物を認知しなくなったり、食べ方が早食いになったり、なんでも食べてしまう等嚥下障害を起こす元になるいろいろな疾患があるのです。その研究会も3年前に法人化したのですが、例会等も自粛中。今後は研修会も参加して行きたいとおっしゃっていました。
ホームページを立ち上げていて、そこから嚥下に関する質問・相談等も受け付けているそうです。https://enge946.jimdofree.com/
最後、水のいらない液体歯磨きのお話しを。実はこれ阪神淡路大震災の時に直接の原因ではなく誤嚥性肺炎でなくなる方が多く、それから企業が取り組み始めできたもの。災害時にはとても役にたつものだと感じました。本当は一家に1個用意するだけでも災害時に安心できるアイテムだと思いました。