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キリスト教とユダヤ教とイスラム教のこと(中村 隆文編) [varied experts]

1ユダヤ教の寺院シナゴーグ.jpg 2その内部.jpg 3その内部で被らされ紙製の帽子(観光客用).jpg 4マレーシアのモスク.jpg
キリスト教とユダヤ教とイスラム教の元々はエルサレムが聖地。
厳密にいうとイスラム教は預言者ムハマンドが生まれたメッカ、そしてムハンマドが住居を置いていた場所、そしてエルサレムはムハンマドが天に上った場所。
ですからこの3つの宗教にとってのエルサレムは特別な場所になるのです。
そもそもキリスト教はユダヤ教の中で生まれたコミュニティ。ローマ帝国は多神教だったので、身分の低い人たちを含め多くの人を救うキリスト教が人々の中に
広がっていったと中村氏。それぞれの宗教の中でも共通する存在があったりするのも事実です。
意外と知らない他の国のこと。実はエヴァンゲリオンは聖書ネタだったということもお聞きしました。
そもそも福音書は新約聖書に収録されているキリストの軌跡を記した書物です。ギリシア語で福音を意味する"euangelion"(エウアンゲリオン)に由来するそう。
また、実はクリスマスは12月24日の夜にすでに始まっているとか・・・
ユダヤ教やイスラム教の人たちは食べてはいけないものが厳格にあるとか・・・
例えば中村氏が経験した中では、アルコールはもちろんですが、豚はNG。そのエキスもNG。
さらに海の生き物の中でも甲殻類などはNGとか・・・。
知ってなるほど!というものや、知っていると便利とか、いろいろな違いを少しの分野でわかりやすく教えていただきました。
※尚、写真は中村隆文氏からお借りしました。
・上の写真は左から、ユダヤ教の寺院シナゴーグ、その内部、そして入る時に被る観光客用の紙製の帽子、そしてマレーシアのモスクです。

2022.0225 O.A 「コロナ・・・コアラ」 [varied stories]

鈴木雅章さん(翻訳者・ライター)

まずは、オーストラリアのコロナに関する話題から。1日の新規感染者は2月2日に3万人を超え、過去最高を記録したそうです。
ただ、その後は減少傾向で、現在は約2万人。(2月17日収録時)
ワクチン2回接種率は約80%。3回目のブースターも40%が接種。公共交通機関や店舗内でのマスク着用が義務付けられている他は、規制もかなり緩和されているそうです。
ニューサウスウェールズ州の小学校〜高校までは、政府から抗原検査キットが配布され、週2回、学校に行く前に検査する事が推奨されています。
そこで、検査の結果、陽性だった場合は最低1週間、自宅で待機し、テストで陰性になるまで通学することができないそう。
オーストラリアは新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年3月以降、約2年間鎖国状態だったのですが、今月21日から全世界から観光客が
オーストラリアを訪れることができる様に。ただし、ワクチン2回接種済みであることが条件と。 観光業界は歓迎しているそうです。
2019年にオーストラリアを訪れた外国人観光客は1千万人。今年は最大で5割程度の回復にとどまると予想されていて、コロナ危機前の19年の水準に戻るのは
2024年か25年になるとみられているそうです。
続いて、コアラ関連の話題です。 オーストラリア政府は今月11日、ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州、首都圏特別区の東部地域に生息する
野生のコアラの危機レベルを1段階引き上げ「絶滅危惧種」に指定したそうです。干ばつや近年の山火事、都市化が原因とされていると・・・。
特に2019年の山火事では、コアラの自然生息地の約80%が破壊され、6万頭以上のコアラが死ぬなどし、2001年には全国で18万8000頭いたコアラの数は21年には
9万2000頭まで減少したと推計されているそうです。このままだと、2050年までに東部地域のコアラは絶滅する恐れがあるそうです。
そこで、モリソン首相は先月、コアラの生息地回復や個体数調査、治療といった支援などに政府が今後4年間で5千万豪ドル(約41億5千万円)を投じると発表したそう。
それだけ深刻な状態の様です。やはりオーストラリアにはコアラとカンガルーは象徴的存在で、観光面でも重要な存在ですから。
鈴木氏もわずかながらコアラの保護に力になりたいと、オーストラリア・コアラ・ファウンデーションの「コアラの里親」制度に一口加入したそうです。
※写真は鈴木雅章氏からお借りしました。
1オーストラリアンコアラ・ファウンデーションのウェブサイト .png 2「コアラ里親」募集ページ .png 3「里親」になったジミー・ジャムス(もうすぐ4歳).png 4コアラ保護に5千万オーストラリアドルを拠出すると発表したモリソン首相.png
送っていただいた写真は、上の段がオーストラリアンコアラ・ファウンデーションのウェブサイト と「コアラ里親」募集ページ 。
そして、下の段は、鈴木家が「里親」になったジミー・ジャムス(もうすぐ4歳) と、コアラ保護に5千万オーストラリアドルを拠出すると発表したモリソン首相。